こちらでは妊娠・出産・育児に関するお勧め情報をpick up!!
今日はあなたのお産の常識をくつがえす、
まぐあいより気持ちがいいというお産を紹介する映画だよ。
映画オーガズミックバースの概要
この映画は7組のカップルの出産の様子を
映し出し、
出産のエキスパートたちが現代の出産が本当に女性に優しいのかという疑問を投げかけます。
また出産とセクシュアリティの関係についても語られ、女性の体の神秘を、より深く知ることができます。
10年前に米国で公開されてから、
5つの映画賞の獲得や様々なメディアで取り上げられ、看護学校や各病院などでも上映の輪が拡がり、実際に「幸せなお産ができる環境づくり」への変化が起きています。
ぜひ、誕生の神秘、
いのちからのギフト、
男女の寄り添い、
産む女性の美しさ、
現代の課題と未来への希望、
命と魂が揺さぶられる時間を
感じてください。
(チラシより引用)
監督プロフィール
デボラ・パスカリ・ ボナロ
DONA認定ドゥーラ(妊娠から産後まで妊婦に寄り添うサポーター)、ドゥーラトレーナー、ラマーズ・チャイルドバース エデュケーター。30年以上にわたり、出産の喜びについて世界中で講演活動、ワークショップを開催し、多くの女性の可能性を引き出してきた。自身で出産した三人の男児、二人の継子の母。アメリカ、ニュージャージー州在住。マクギル大学を卒業後、出産の環境が母子の健康に与える影響について、各地で教育活動を行い、出産の選択肢についての見直しを伝える。看護学校、助産師学校、ペンシルバニア大学、コロンビア大学、ニューヨーク大学の医学部で教育。ドゥーラのケアについてホワイトハウスで話をし、病院や地域でのドゥーラプログラムの発展を促す。
感想と映画をおすすめする理由
お産について、わたし自身はこれまで プラスのイメージを多く持っていました。
例えば宇宙につながる という感覚。
生まれ直しをするという感覚もあったし 、
前向きに捉えていました。
が痛みだけは、、。
痛くないお産も聞いたことはありますが、
まぁ、そこそこ?消えはしないかなぁとか。
それが!!
まさかの気持ちのいいお産!があるとは、、!!
『痛みなんて正直なかった』
『出産は人生の中での一番のナチュラルハイだった』
本当?という感じでした。
ですが実際に見てみると…
いたんです。
お産が快感でしかない人たちが、
この映画にはおさめられています。
これはホルモンの影響が大きいと言われています。
オキシトシンとベータエンドルフィンという
恍惚感をもたらすホルモンが大量に出てくるような状況になると
本当に痛みを感じない、オーガズム出産になるんだそう。
これは女性がどれだけリラックスできる状況にあるか
ということが強く影響しています。
確かに『100人のお産WEB写真展』でお話を聞いてきた限り、
産む場所に関係なく
気持ちが良かったと話すかたは、
みなさん、リラックスできるよう、
ご自分で環境や気持ちを整えてらっしゃいました。
この映画をおすすめする理由として
まずお産に対するイメージ、、
典型的な、痛い、怖い、恐ろしい。
それよりも、
もっともっと、豊かなイメージを
持つことが大切なんじゃないかなと思っています。
私は宇宙につながるきっかけとして考えていたけれど
それを口にしたら、みんながえっ??と驚くことの方が多くて 。
でも、きっと、もっともっとお産について
いろんな情報を知っていれば
私たちはもっともっと楽しめるんじゃないかな。
このオーガズミックなお産は
過去にもきっと体験している方が
沢山いるはず。
でなければ人類はこんなに長く存続していない。
お産は辛く苦しいものだけではなかったはずです。
快感を感じることがはしたないとされてきた時代もあるので
それは隠されてきたのかもしれません。
あるいは当たり前すぎて伝わってこなかったのかもしれない 。
あるいはリラックスすることが大事と言われてきたけれど・・
病院でのお産がステータス(日本の昔のスタイルは自宅出産が
ほとんどでしたが、裕福な家庭から病院出産のスタイルへと変化をしていった)
となり、いつのまにか
リラックスは忘れられ、
徐々に徐々に
痛くて、怖くて、恐ろしいものに変わってきてしまったのかもしれない。
色々な憶測はありますが
わたしたち女性の手元に
お産を取り戻し、
『自分で選ぶ』ことができる時代にある、と思います。
その一役を担う映画となるように、
感じています。
さて、この映画について批判的な意見も散見します。
いわく病院出産を否定している、
自然出産をしている人を神々しく描き、
病院での出産を悲惨なものとして描いているなど。
今回、この映画をオーガズミックバースの日本版映画をつくろうとされている
自然出産クラブの主催で観ました。
この自然出産クラブ主催の
飯田祥子さんがデボラ監督から
直接メッセージを受け取っていまして
その監督のメッセージが非常に良かったので、少し、シェアさせていただきます。
監督は当初、この映画を撮った後に
病院出産を快く引き受けてくれた
病院のお医者さんや看護師さんたちが
自分たちのお産のシーンを否定的に描いたという風に受け取るか心配だったそうです。
医療従事者は
全員、お産をいいものにするべく尽力をしていることはもちろん、
お産にいい、悪いも、当然ありません。
病院があることでたくさんの命が助かっている面もあります。
が、ありのままに写した結果、
そのように見えてしまう、
誤解を与える印象がある、
という不安はやはりあったそうです。
映画が出来上がって
実際に病院の関係者の方々に見ていただいたところ、
先生方は何もコメントせずに
帰られたそうです。
しばらくしてから
電話があって伝えてくれた事が
「私達はあんな風に出産を受け止めてきたことがない 。
女性達があんな風にリラックスしてお産を迎えられるように
最善の努力を、これから尽くしたい」
だったそうです。
また、病院に勤められていた看護師さんも
「あんな風に女性達が
リラックスした表情をするなんて
知らなかった」、と言っていたそうです。
この言葉一つとっても、
知る事ってすごく大事と感じます。
知ることで、
実現する可能性が開くのですから。
このあと、この病院は
お母さんのリラックスを大切にした
とても素敵なお産ができる場所へと
変化していったそうです。(お医者さん談)
どこで見られるの?
今後、この『オーガズミックバース』は
自主上映という形で、
いろいろなところで行われていくことと
思われますが
ドゥーラでもあり、
日本版オーガズミックバース制作を
提唱されている、飯田祥子さんの
自主上映です。
(上映会は随時予定をしています)
(希望すれば対面開催も可能とのこと)
↑チェックしてみてくださいね!
すべては『日本版映画オーガズミックバース』作成に使用されるとのこと。
『日本版オーガズミックバース』、ぜひ見てみたい!
自然出産クラブ、応援しています。
まもなく映画制作のためのクラウドファンディングにも挑戦するそうです!
またお知らせいたします♫
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
女性たちみんなが自分のお産は最高!さらに、気持ちいい!って堂々と
言えるような世界になることを願っています♫
今日は最後だけ参加~
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