【おすすめ】男性育休制度が本格始動!で、ペア休って知ってる?

おすすめ紹介

写真は動画の中の一コマ。
産後のリアルをつぶやくことも大切。


2022年4月、男性対象者へ
会社側の声掛け=「育休取る?」が義務化されます。
そして、
2022年10月、産後8週間のうちに最大4週間の男性の育休取得が新設。

タイムラグはあるものの、
産後8週間のうちに
4週間の育休を取るかどうか、
会社側は
その意向を必ず男性に確認するという義務が生じるようになる
、ということ。

そんな男性育休制度、
今、取得しているパーセンテージはどれくらい?
なんと、7.48%・・。(2019年)

あやぱん
あやぱん

すっくなっっ!!

確かに、身近でとったという方は、
いない。
また、とってはもらったものの
夫が妻の期待する動きをせず
結局子どもが増えたようで、
余計に手間がかかった。
という声も。

・・が、Twitterでは
育休取得されているパパが多く、
(体感で8割)
しかも妻への細やかな気遣いも見られる・・。

Twitterで知り合った一之瀬幸生さんもそんな1人。

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

1歳、6歳の娘。育休2回取得後、短時間勤務。#男性育休 #ペア休 応援中/関わる全員のWLBを大切にする幸せな社会にしたい/仕事:男性育休研修・仕事と介護の両立研修・働き方改革研修・働き方改革コンサルティング をしています!
一之瀬さんTwitterより)

そして、
一之瀬さんがシェアされていた動画、
『わたしたちはペア休という選択』
が素晴らしかった!!

新しい考えを取り入れたり、
挑戦するときは、
既にそれを当たり前のものとしてとらえている方の話を聞くのが近道。


今日はこちらの動画撮影の背景、
一之瀬さんが育休を取得されたきっかけ、
発信している『ペア休』のこと、
その想いについて、記事にしました!

こんな方向け
・ペア休したい、パパ、ママ
・男性育児休業を応援したい方

こんな事がわかります
・男性の育児休暇で大切なこと
・当事者以外でできることがある!

【2021年8月2日追記】
Twitterでこの記事を投稿したところ、
2020年、男性育休取得者数が7月30日に発表され、
12%にアップしたと教えてもらいました!
すこしづつ、増えている!

『わたしたちはペア休という選択』という、動画

こちら NHK のニュース
朝日新聞にも取り上げられています。

・全部で13分の動画

・物語は、産後まもない妻と一緒に育休を取ることを希望したパパ。
一度は諦めるのですが
周りの応援を受けて
育休を取得した結果…

・周りの人たちが育休を取得しやすくするために
できることは何?客観的なデータを交え、教えてくれます。

一之瀬さんは会社の上司と仲がいい同僚役。さりげないアシスト!

あやぱん
あやぱん

一之瀬さんは、動画にも出演されていますね!

役者さんなんですか?

あやぱん
あやぱん

いえいえ、役者じゃないです。
これは、男性育休を応援したい!と集まった
7~8人の有志でつくったんですよ!!

あやぱん
あやぱん

ますます気になります!
そこのところ、詳しく聞かせて下さい!

制作の背景

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

所属しているNPO法人ファザーリング・ジャパンというグループの中で、
男性育休を応援する動画を一緒に作ってくれる方はいませんか?という呼びかけがありました。
そこから、有志が集まり
それぞれの得意分野を持ち寄ってつくったんです。
ロゴを作ってくれたり、テレビのディレクターさんが自分の機材を使って撮影してくれたり、役者さんも有志で集まってくれました!

産後の大変さをわかるように
声に出して話してみる。
なんていうリアルな会話、、
かつ具体的なアシスト・・!!

同僚が代わりに仕事を担当する、
ということで、
一気に取得しやすい空気に。

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

ここで1番伝えたいことは 実は誰が悪いわけでもない、ということ。
悪役のように登場する上司も悪気はない。
会社が変わらないからというのを理由にすると難しい。
上司一人一人が変わらなくても私たち一人一人が変わることで、
できることがあるよね、
例えば、周囲の同僚たちから声かけがあるだけでも
変わっていくかもしれない。
そして、皆がアクションを起こせば社会全体が変わっていくよね。
自分たちができることを考えていこう、ということを意識しています。

あやぱん
あやぱん

確かに、誰が悪いわけでもない・・!!
そして、今の在り方では、
産後の女性が孤立してしまったり、
動画にもあるように、
どうしても夫婦間にみぞが生まれてしまう
気がします。

あやぱん
あやぱん

そうなんです。今の社会環境では、
ママもパパもどちらも悪くないのに夫婦ケンカになったり、
お互いつらい状況になってしまう
のです。

どうしてペアで育休を取得しようと思ったの?

あやぱん
あやぱん

一之瀬さんが育休を取得しようと思った経緯についても知りたいです!

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

妻から「そういう仕事をしているけど育休は取らないの?」と
言われていました。

あやぱん
あやぱん

そういう会話が夫婦間であるんですね。
流石ワークライフバランスコンサルタントの妻・・!!
仕事を通して取りたいとおもうようになったんですか?

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

いえ、元々大学時代から 男女公平、
平等というイメージがあって。

その後、社会人になって海外に行くことが多くなり、
世界の社会のあり方を見て、
残業をしないでも
社会経済は回っている。
長時間働けばいいってもんじゃない
、と肌で感じたんですね。

なので自ら持続可能な働き方を求め、
前職では職場の長時間労働の改革をしたりしていた矢先、
縁があってワークライフバランスコンサルタントに転職することに。

少し前までは、
たくさん働けばその分成果が出て
昇進や昇給につながりやすい時代でしたよね。

以前は男性が仕事を頑張り、女性が家庭を守る、
という性別役割分担もよかったと思いますが、
今は、女性も男性と同じように仕事をしたり、
お金を稼いだり、
社会貢献したい方が増えています。

でも結婚出産後の生活を見ると
・女性は仕事、育児、家事
・男性は仕事だけ

シンプルにこれは不公平だよね、と感じてました。

なので、もし自分の妻になる人が
仕事をしているなら、
わたしも家庭のこともやりたいと考えていたんです。

ちなみに、日本人の平均年収は
バブル崩壊後にどんどん下がり、
今は男性が大黒柱というのも
難しい時代になっているようにも感じます。

もちろんそれぞれの家庭毎に合った
夫婦のかたちでいいと思いますが、
一旦ゼロベースで考えることが大切かなと。

今は男女共にやりたいことをやりながら
協力し合うというのがいい
と思っています。

育休のリアル

あやぱん
あやぱん

なるほど!!
実際に育休を取得されてどうでしたか?

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

ほやほやの新生児期を、
24時間一緒に過ごすことで
パパからもオキシトシンが出るんです

本当に可愛くて可愛くてたまらないと
感じるようになりました。

1人目の産後は、辛い痛い という話が多かった妻でした。
この時も何日間かは
休みを取っていましたが、
短すぎたという反省から、
2人目はせめて1ヶ月とろうと。

この1か月というのは、
産後の女性の心身の変化と
産後の生活の大変さをよく理解したからです。

帝王切開で赤ちゃんを産んだママ友から
「赤ちゃんの授乳など最低限のことだけして、
ゆっくり休む生活をしていたら、
あっという間に元気になった。

産後の回復が全然違う。」

と聞きました。

また産後の時期に
夫がどのような関わりをしたか、
どの年代の女性も必ず口にします

産後の女性はメンタルも体も本当に大変な時期。
なので、産後はとにかく僕がやると決めました。

そんな甲斐もあって、
2人目になると可愛い、幸せ~って感じることが本当に多くなりました。

また、育休制度を取ることで
妻がやりたいことを諦めずに済む。

すると家庭生活も、収入も、やりがいも、子育ても、安定して行くんですよね。

この一番大変な時期を 一緒に 乗り越えた二人は戦友になります

妻へ夫を説得するアドバイスをください!(これからペア休を選択したい・するあなた必読)

あやぱん
あやぱん

夫に育休を取ってもらいたい妻は
どうしたらいいのでしょう?アドバイスお願いします!

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

相手は変えられないですよね。
正解はありませんが・・
まずは自分自分の人生の価値観、
考え方を夫に伝えてみてはいかがでしょう。


もし育休を取ることで夫が
不利な 条件 になったり、
出世が望めないというようなことが
あったり
嫌がらせを受けるような場合。

「そんな会社辞めてもいいよ。
転職してもいいよ。
あなたならまたすぐにいいところが見つかるよ。

お金はわたしも稼ぐからなんとかなるよ」

そんなことを言ってくれたら、
きっと男性も 安心して挑戦してみる気になるかもしれません。

また男性にとってはデータを見せることも有効です。

例えば、女性が育児で仕事を辞めた場合、
その女性の生涯年収は
5千万から2億円違う、
というデータもあります。

正規社員から
パートタイム勤務に変わることで
年収が、
300万円下がったとしましょう。

その場合辞めるよりも
正規社員のままいって
例えば、ベビーシッターや家事代行を週1回利用する。
それでも年間50万円程度の出費です。

そちらの方がお得でしょう?

こんなふうに考えてみるのも
手かと思います。

あやぱん
あやぱん

目からうろこ!!うろこがぽろぽろと!!
最後に、一之瀬さんから一言お願いします。

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

この動画は、是非、ご夫婦で見てください。
お友達家族と一緒に観て意見交換するのもいいかもしれない。
妻だけで見てしまうと
どうしてわかってくれないの、という喧嘩に
なってしまうこともありますから。

一之瀬<br>幸生さん
一之瀬
幸生さん

一緒に観て、
一緒に感じて欲しい。
ふたりの子どもを一緒に育児するという

当たり前の幸せを当たり前に体感できる社会にして
いけたらいいなと思っています。

まとめ

あやぱん
あやぱん

一ノ瀬幸生さん、お話しをお聞かせいただき、ありがとうございました!
一之瀬さんのノートはこちらからご覧いただけます。
育休取得の日々の詳細などもご覧いただけますよ♪

あゆもん
あゆもん

これからも産前・産後・お産にまつわる情報を発信していきます♪

あやぱん
あやぱん

育児が楽しくなるグッズや情報など、集めています♪
こちらもぜひご覧ください♪
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あゆもん
あゆもん

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教えてくださいね♪
こんな話も聞きたいというコメントも大歓迎です!

あやぱん
あやぱん

今回、わたしにはなかった価値観にとってもわくわくしながら
書きました。今、わたしたちは新しい男女の働き方・あり方が出来ていく過程にあるのかな、って感じます。楽しみですね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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