先日、My助産師制度(=今後はLMC制度)という、いつも同じ助産師さんチームに産前・産後を見ていただける制度について紹介しましたが、今回はそのお産を体験したご夫婦の話と、その後の活動について、ご紹介します!
My助産師制度について詳しく知りたい方はこちら↓
高橋伸吾・宏美夫妻のお産の体験談はこちらから
My助産師制度を活用して
My助産師制度を体験し、いまでは北海道に移住され、その制度が道内で広まるようにご夫婦で活動されているとのこと。すごいですね!活動のきっかけについて、教えてください。
お産の体験談で話した通り、助産師さんという、ずっと寄り添ってくれる第三者がいたから、第1子の想定外のお産を乗り越えられました。北海道には助産院が9軒※しかくなく、距離的に遠い・雪の問題もあって、助産院での出産は難しい。病院出産で、いつも同じ助産師さんがついてくれるMy助産師制度が浸透すれば、安心して産めるんじゃないかって活動を始めました。
※札幌6件、旭川3件
北海道は日本の市町村21こ入る大きさ。
が、助産院の数は少ない。
助産師さんからは本当に良くしてもらいました。産前から、どんなことをしたら妻が嬉しいのかアドバイスをもらえたり、夫婦関係を築いてもらったような感じ。もともと助産院での出産を勧めたのは僕だったので、妻がなにかできることをしたいといった時に、一緒にやるというのはごく自然な流れでした。
※高橋ご夫妻は日本でMy助産師制度を広める、
出産ケア政策会議 ママのね メンバーでもあります。
夫婦でお産について語る『お産を語る会』
具体的にはどんな活動をされているんですか?
でいだらぼっち北海道というチーム名で『お産を語る会』を定期的に月1回、
北海道で開催しています。
夫婦で開催しているからか、ご夫婦での参加が多いのが特徴かな。
そこでは、My助産師制度を勧めるだけではなく、いろんな選択肢があるんだよ、って話をしています。僕も話すことが多いです。
伸吾さんも話すんですね!
男性も参加しての、お産の振り返り。産前産後にすれ違ってしまうと本当に引きずるし大変なので、そういった意味でも、夫婦間のコミュニケーションが密になっていいですね!
お産て、本当にモヤモヤしている人、多いんですよ。その根っこには、「わたしなんて」「わたしのせいで」というような、自己肯定感の低さが関係している気がしています。
「あなたはそれでいいんだよ」って、自分で気づく場になるよう意識しています。僕は話すけど、あなたは話さなくてもいい。話すことはお産のことじゃなくてもいい。お姑さんのことを話す人もいます。なんでもいい語りの会、というのを意識しています。
参加するにはどうしたらいいの?
インスタグラムで募集をしますので、そちらをフォローされてみてください!
チーム名は「でいだらぼっち 北海道」
deidarabottihokkaido
今現在は、コロナの影響があったり、
高橋ご夫妻がまさに0歳児の育児の真っただ中、ということで
不定期で開催されています。
が、高橋夫妻のお産の体験談にもあるとおり、
どんなお産の形であっても、「私のお産をする」と決めて貫く宏美さんの姿勢や、
徹底的にパートナーシップを取り合う伸吾さんの姿勢に、
勇気をもらうプレママプレパパ・妊産婦さんはたくさんいらっしゃるはず。
最後に、伸吾さんがMy助産師制度を広めるべく、
出産ケア政策会議として、
衆議院議員会館で発表したものをぜひ、ご覧ください。
(文中より抜粋)
世の男性に僕は問いたいです。奥さんの一番近くにいるはずのあなたは、奥さんの一番の味方に慣れていると、自信をもって言えますか?
産後たったの一週間でいきなり家で子育てしなさいと言われた奥さんがどれだけ不安だったか、わかりますか?
(略)きっといい旦那さんは、より一層家族のために仕事を頑張ろうとしますよね。でもそうすると・・
まとめ
この記事は、実際にMy助産師制度を体感したご夫妻の話から、
幸せなお産をする、
自分で安心する選択をする
My助産師制度を広める、
そんなきっかけになれば、と書きました。
幸せなお産が増えますように。
高橋伸吾さん、宏美さん、お話しをお聞かせいただき、ありがとうございました!
また、最後までお読みいただいた読者の皆様も
ありがとうございます。
高橋ご夫妻のお産体験談もぜひあわせてご覧ください♪
育児が楽しくなるグッズや情報など、集めています♪
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