生まれて15分後くらいかな。気持ちいいー!と思った後のツーショット。
・なかなか陣痛がつかず、2日間点滴を入れ、お産は〇〇分!
・気持ちいいー--!!と思ったお産
33歳第1子(長女/子ども1人)病院出産
兵庫県(当時) 櫻井香織さん
出産翌日
ずっと、しゃっくりしてて
パパが真剣に心配してて
おもしろかったのを思い出しました(笑)
赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?
結婚してから5年目、
単純に嬉しかった!
結婚してしばらく
仕事をしていたけれど、
夫が転勤族のため、専業主婦になって。
その時に子どもが欲しいな~と思ってから、
なかなかできなくて。
「子どもができたかもしれない」という弟の電話に、
かもしれないで電話してくるなよ、
と、本気で思ったほど。
その後、弟は母に
「お姉ちゃんの声が、
子どもが出来たかもしれない、
と伝えた途端にトーンダウンしていたよ」
と、電話をしていたらしく・・。
あの時は心が荒れていて、
申し訳ないことをしたなぁって、
後で反省しました。
なので、赤ちゃんが出来た、
ってなったときは、嬉しいのと同時に、
その時のことを思い出して、
弟に申し訳ないことをしたな、ってなりました。
夫には、仕事から帰ってきてから伝えました。
わたしは笑って喜んで、
夫は静かに喜んでいました。
妊娠を伝えた時のあの表情、
今でもよく覚えています。
妊娠中は順調で、
何か問題があるわけではなく。
ちゃんと元気に産まれてきてくれたなら
何でもいいと思っていました♫
お産のイメージ
希望としては個人病院で、
個室でゆっくりと。
お産の時間を噛み締めたい、
って思っていましたが、
夫と母に大反対されて!
「NICU がないと万が一の時に心配だから」と、
そこだけは譲ってくれなくって。
結局、大病院で産むことになりました。
お産のリアル
蓋を開けてみると、
個室も入れてもらえず、
二人部屋ではなくむしろ大部屋!
食事は質素!
人生って思い通りにならないなぁ~
なんてこと思いました。
とりあえず、
元気に産まれたからよかったけれど(笑)。
だいぶ理想とは違いましたね。
予定日の一週間前、
血圧が急に高くなり、全然下がる様子がない。
病院で
「明日、入院して誘発剤で産みましょう」
と言われ、
入院&出産することに。
さて、翌日。
陣痛促進剤を入れるものの、、
全然赤ちゃんが降りてこず。
朝から夕方まで陣痛促進剤を入れても、
弱い陣痛が続くばかり・・。
1日目は
点滴を外してそのまま病院に泊まり、
2日目の夕方。
看護師さんに、
「いったん陣痛促進剤を外して、
様子を見ますか?」と言われて、
「このまま促進剤を入れ続けて下さい」
と、お願いしました。
このままやる、と決めた後、
一気に陣痛が強くなって分娩室へ!
何気なく時計を見ていたので、
何分かかったか覚えていて。
分娩台に上がってから
10分で生まれました。
「まだ 力まないでね~」と、
言われると聞いていたので、
まだ力まないでいるんだ!と思っていたら、
「力んでいいよ~」と言われて楽でした。
生まれた時の気持ちは、
めっちゃ、 気持ちいい~~~!!
産んだ瞬間に!
また産んでもいいって思った!
お産を振り返って、
一番何が嫌だったかな?と言うと、
お腹が大きくなっていく感じ。
突っ張りが苦痛だったかな?くらいで。
産んだ瞬間の気持ち、
最高!!だったので、、
もしかするとそれまでにあった痛みが
全部飛んだのかもしれない(笑)
陣痛促進剤で産みたくない、
という話はよく聞くし、
痛みが強いという話もよく聞くけど。
陣痛は、結局、自然でも来るよね?
しかも、今回、最高って感じたので♫
あまり関係ないのかな、なんて思いました。
理想とはかけ離れている形
だったと思うけど、、
結果、理想のお産ができました。
妊娠期間中の、
穏やかな時間もよかったと思っています。
産後の気持ち
ほっとしました!
顔を見て、カンガルーケアして、、
あ、これで出産までの仕事を
終えた~、って。
3歳までは、ワンオペ、
ほぼほぼ独りの育児でした。
手のかからない、
世間でいう育てやすい子で、
親を見て生まれてくるんだろうな~って思いました。
「この人、きっと耐えられないだろうな」って、
赤ちゃんながらに思ったんだと思う(笑)
わたしひとりの時に困らせることはなくて、
夫がいる時に泣き止まないとか、
そんな感じで空気をよく読む子でした(笑)。
環境にも恵まれていたと思います!
以前NPO団体に所属しており、
我が子のように時には叱ってくれたり、
ともに成長を喜んでくれる、
そんな友人たちとの出会いがあり、
関りが心強かったです。
我が子にも授業をすることができた時には、
やり切ったという気持ちでいっぱいでした。
(NPO団体は教育機関等で赤ちゃんを通して
命の授業をなどをテーマに授業を行うものだったそうです。)
当時のわたしにかける言葉
ありがとうを、娘に、
1番伝えたい。
娘がいるからこそ、
今の仕事をしている。
高校生のころ、
思い描いていた未来の仕事と、
大人になってからはかけ離れていた。
でも娘を産んだことがきっかけで、
今の活動に結び付いている。
点と点が、結び付いたのは、
娘がいるから。
だから、ありがとうって言いたいです。
写真左:出産直前、
お腹パンパンで皮膚も張るし重いしで、
早く出てきて~と思ってました。
写真右:本当によく寝る子で、タオルが大好き。
寝る時は必ずタオルもって寝てました。
(ほとんどパートナーがいない生活だったけど、
思い返してみると
やっぱりよく寝てたな~と思います。)
こんな方
子どもたちに伝えたい未来として、
特にキャリア教育に力を入れて活動しています。
TCSコーチング/リンパマッサージTh/食育インスト/
時々妻で割と母。
ツイッターはこちら!
編集者より一言
目からうろこでした・・!!
陣痛促進剤だと、
痛かったかな?などと予想を立てていたら、、
それは関係ない、
って軽やかにくつがえされた!
理想通りではなかったけど、
結果、理想のお産でした。
っていえるって、
本当に最高。
印象的だったのは、
しっかりされているように感じる香織さんが、
「抜けているので、
夫のリスク管理がすごく助かっている、
夫婦のバランスがいいのだと思う」
と話されたこと。
香織さんのその意識こそ、
バランスが取れていて、
安産&最高のお産につながったのかしら、
などと想像しました。
香織さん、
大切なお話を聞かせていただき、
本当にありがとうございました!
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