出産体験談№.48 家族が1つになるお産

病院出産
この記事の見どころ

・娘と母の関係。お互いへの依存から自立へ。
・ベリーダンスで迎える出産
・ベリーアートはセルフで♫
・会陰ケア、一番効果があったのは・・
・赤ちゃんは生きる力=エロスにあふれている!!

33 歳第1子(長男/子ども3人)
36歳流産
37歳第2子 (次男/子ども3人)
病院出産 長野県 遠藤沙弥ラティーナさん(子宮温活サロン経営)

※ラティーナさんのお仕事の詳細は記事末尾に記入

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

母になる自信がなかったし、
妊娠するのがすごく怖かった。

自分が母になることにずっと抵抗がありました。

ダメンズウォーカーだったわたしが、
この人だったら 赤ちゃんを産んで育ててもいい、と思えた夫。

結婚して1年後に妊娠。

身体のこと、
子宮のことを丁寧にケアしたり、

向き合ううちに、
妊娠したいと思えるようになったころ、

授かりました

9月の満月か、新月の時に、妊娠。

なんとなく感覚的に、
今日はいけたかも!と。
まぐあい(※)が幸せすぎて
泣いちゃう感じでした。

次男の時もそう!

もう大好きが溢れて、
夫と一つに溶け合った感じ!

まぐあい
編集者注:日本古来の言い回しでセックスを表現しました。
古来の日本では セックス=目を合わせること=目合わい=まぐわい
転じてまぐあいと表現していました。
※古事記のイザナミ・イザナギも出会ってすぐまぐあいます。

妊娠期間中、長男の時はずっと
母と喧嘩をしていました。

妊娠の報告も母にはできず、
父にだけ。

母に相談できなかったので、
怖さや寂しさもありました。

実家が飲食業をやっていて、ずっとわたしもお手伝いをしていました。
辞めたいと言えなかったし、
そんなことを考えもしていなかったけれど、、
家を出たり
自分で自分のやりたいことをやる、
性のことを発信していきたいと
伝えたところ、
喧嘩になってしまって。

そこからは会うと喧嘩。

なので一旦、
母と距離を置いていた時期でした。

不安だったけど、
自分と向き合う時間でもありました。
この時間があったことで、
母とも良い関係を築けるようになった。

これまでは、母が全てだった、
全部、おんぶにだっこだった、
それが変わったんですね。

この離れていた時間に
怖さを自分で癒すことができた。

2人目の時は、
母との関係は良くなっていました。

今では金銭的にも支援してもらったり、
大変なときに助けてもらったり。

あぁ、
生きているだけでいいんだなあ・・、
愛されるために何かをしなくてもいいんだって、実感
しています。

関係がよくなったきっかけは、
子どもでした。
長男が、母との距離を縮めてくれた。

長男はみんなを勇気づけたり、
笑いに変えてくれる力がある存在なんだなって思う。

そんなことを経て、
今では母と良い距離感で
付き合っています。

お産のイメージ

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

最初は怖いイメージ。
陣痛なんじゅう時間とか、
もうマジ無理耐えられない!!って。

でも、自分で安産の人の記事を見つけていいイメージを持ったり、
オイルマッサージもたくさんしたし、
よもぎ蒸しサロンを経営しているので、
自分にたくさんしました。

そのおかげで怖さは徐々に
半減していきました。

お産のリアル第1子 ベリーダンスをして陣痛のいたみのがし

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

感想は「楽じゃーん」です!

2人ともすごく安産!

長男が3時間、
次男が2時間。

これだけ子宮や、
お腹のケアをしているから
大丈夫でしょう、と
自分で思えたということも大きかった!

ベリーダンスをずっとやっていたことも良かったんだと思います。

古い記録で、イスラムの女性は
出産する妊婦を囲んでベリーダンスを踊るそうです。

陣痛が来たら、踊る、安産祈願祈だったという話があるんですね。
子宮のあたりを動かすので、
妊婦さんを囲んで周りの女性の子宮のパワーを送るようなものだったと。

なので
わたしも陣痛がきたらベリーダンスをしました!

ベリーダンスって全身運動になるし
腰を揺らすからいたみのがしにもなる。
体もリラックスしたように思います

それがよかったのかな?

長男の時は病院の待合室で
軽く踊っていました。

夫は好きな曲でいつも踊っているから「また踊ってるわ」
みたいな感じ。

お産のリアル第2子 ベリーペイントで安産祈願

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

夫も飲食経営者。
デコレーションケーキと一緒だからかけるでしょ~と言って
ベリーペイントを書いてもらいました!

次男の時はお腹にベリーペイント(※)
をしました
(長男の時はそこまでの余裕がなかった)。
安産祈願の意味で
夫に書いてもらいました。
水彩ではなく、ヘナで!ヘナペンはメルカリで
売っているものを入手!

ベリーペイントとは
ベリーは「Belly」お腹を意味します。
ベリーダンスの語源と同じ。
お腹に絵を描くので、ベリーペイントです。

1週間くらいで綺麗に落ちるはずが、
出産が早まったので、
そのままお腹に残っている状態で
出産となりました。

出産の時
先生も看護師さんも、みんなに、
「これは何?!」
と聞かれるので・・、
少し恥ずかしかったです(笑)

『身を任せるお産』でも
ヘナアートを施したお産を紹介しました。

出産後の感想

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

思いがけない長男の入院!
生まれた実感は、一週間後に病院で会えてから。

長男は脳内出血があって。
産んだ翌朝、
病院へ行くことになりました。

1週間ぐらいは検査、検査で
なかなか会えず、
すごく寂しかった。

母乳を冷凍したり、
退院してから病院へ通ったり、
1人目はバタバタして大変でした。

1週間後、
近くの病院に転院してからは
会いに行くのが本当に楽しみで!

そこからやっと赤ちゃんが
生まれたと、
実感を持ちました。

入院は、1か月弱。
退院してからは神経がずっと張り詰めている感じでした。

母乳指導も受けられなかったので
おっぱいをあげるのが大変だったり。

次男の時は
長男よりも大きく産まれて
産声も大きくって!
こんなに大きい声で鳴くんだって驚いたぐらい!

すぐにおっぱいもあげられました。
長男でできなかったことを、
たくさんできました。

会陰のケアについて

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

会陰ケアは品質のいいものを!!

長男の時は会陰が切れました。
少し縫ったりもしたので
産後3ヶ月ぐらいはずっと痛かった。

マッサージをしたり、
よもぎ蒸しをしたりして
徐々にまぐあいも
大丈夫になりました。

次男の時は妊娠中の会陰マッサージは
あまりしなかったな。

逆にひとり宇宙(※)を毎晩やっていました。

ひとり宇宙
自慰行為のこと。
性とお産のことを伝える劒持奈央さんの造語。
自分を愛するためのとっても大切な行為の一つとして
マスターベーションや自慰とは別の名前をあてています。

安産のエクササイズマッサージよりも
多かったかも!
その方が子宮も身体もリラックスするのかな?


次男の時は
絶対大丈夫、という
安心感がありました。
だから切れませんでした!

当時の自分にかける言葉

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

絶対、大丈夫。

不安がいっぱいあるけど
何とかなるから。

産んじゃえばなんとかなるよ。

父と初孫

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

父がまるくまあるくなった!

父は25の時に母国のベネズエラを出て
フランスで料理の勉強をして
母に出会い、来日。

父は家族と縁が薄い人で。

母国にいた時からベビーシッターに
育てられ、
今の日本でいうと虐待に近いような感じだったみたい。

十代の頃は国に徴兵制度があって
軍隊に入ったり、
厳しく育てられ、
人の愛し方を知らない人でした。

家族ってどんなものか分からない状態で
わたしが生まれた。
そこから初めて
家族を知ったんじゃないかな。

家族はわたしと、わたしの妹2人、母、
父は男一人、どこか居場所のないような感じで。
日本語も片言しか話せず、
色々苦労もしてきたみたい。

それが孫が生まれた頃から
丸く丸くなって!

昔はすごく不器用な愛情表現しか出来なかったけど・・
今は本当に
全身全霊で愛情を注いでくれています。
南米の愛情表現みたいな!
産後もお父さんがいろいろ料理をしてくれます。

食べきれない位のラザニアを持ってきたり。
胃がもたれるんだけどね(笑)
↓父の料理一覧。実家はイタリアンレストラン♪

妊娠中の食事制限 ストレスを感じるくらいなら・・

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

自分を信じて食べたいものを食べていいよ

色々制限があるけど‥例えば、
生ものはダメ、生ハムはダメ。
焼かないとダメ・・そんなことないよ!
食べたいものを食べたほうが結果いい!!

妊娠中もそうだけど・・
授乳中も食事って一番、大事。

欠かせないもの。

産後も家にこもりきりになると・・
食事が楽しみの全てになる。

食を大切にしてね、
美味しいって、幸せを感じるのは
本当に大事なこと。

これは、これからの方には伝えたいです。

赤ちゃんはエロスそのもの

ラティーナ<br>さん
ラティーナ
さん

赤ちゃんは生命力に溢れていてエロスの塊!!

妊娠出産もそうなんだけど。
エロスがないとそもそも始まらないですよね。

エロス(エロ、でもなく、エッチ、でもなく、エロス)
ってほんと、大事。

赤ちゃんが全身で
おっぱいにむさぼりつく姿、
誰も教えていないのに生きることに
全身全霊の姿。

生きるという一点に向かって
おっぱいを吸っている!!

あぁ、エロスだ・・って思う。

大人になると
いろんな知識がついて、
ただ生きるに
フォーカスできなくなっちゃう。

何のために生きてるの、とか、
今日1日何したっけ、とか、
いろんなことを
くっつけちゃうんだけど・・
赤ちゃんは、生きることに。
ただただ全力。

人間の本来あるべき姿、
原点を見せてくれている。

いつでも何歳になっても、
思い出させるんだなーって思います。

遠藤沙弥ラティーナさんてこんな方

軽井沢で、子宮温活サロンを
経営しています!
タロット占い、ベリーダンス、
ヨガレッスン
温活をして、子宮を元気に!
Salon Luna On Line Shop
全ての女性に愛とエロスを♡子宮温活 Salon・Luna(ブログ)


編集者より一言

ラティーナさんは、
性とお産のことを伝える劒持奈央さん
イベントにご一緒したことがきっかけで、
ご参加いただくことになりました。

今回は、ラティーナさんが性のことを
発信されているということで、
いつもよりも性に踏み込んだ表現、
お話しをきかさせてもらいました。

今の日本では性ってゆがめられた情報が多く、
卑猥だったり、悪いことのようにうけとめらたり
しがちですが、
命の始まりが卑猥で、悪いわけがない。

心と生きること書いて、性。(りっしんべんは心を意味する偏)

性も楽しんでこそ生きることが輝くし、
ラティーナさんが言うように
赤ちゃんの在り方こそエロス!
そんなまなざしで妊娠、出産をとらえたら・・
また違ったように見ることができそうです。

ラティーナさん、素敵なお話しのシェアをありがとうございました!

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