出産体験談№13 自分の生き方が見えたお産

病院出産

生後5日。NICUから出て、やっと一緒にいられる!

この記事の見どころ

・自然妊娠は不可能。
・からの・・本気でほしいと思ったら、1ヵ月で赤ちゃんがやってきた。
・本当に気持ちのいいお産て?
・お産は人生の縮図。

40歳第1子(長男/子ども1人)病院出産
兵庫県 丸山由希子さん(楽読インストラクター・カラーセラピスト)

写真左:
産まれてすぐ。
たくさんの機械をつけて、検査三昧!
写真右:
何もかもを見透かしたような顔を
よくします。

※インタビュー末尾、由希子さんのお仕事の詳細を紹介しています。

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

まるちゃん
まるちゃん

本気でほしいと思ったら、
一カ月でやってきた!!

今の夫はバツイチで結婚が2回目。
結婚に踏み切れなくて
モヤモヤしていた時で、、。

わたしひとりでもできることからと、
自分の状態を知るため病院へ行きました 。
そこで感じたことは婚姻関係がなく、
出産を望むというのは
今の日本ではすごくハードルが高いということ。

検査を申し込むにも
結婚しているのかしていないのか、
していないならなぜ妊娠を望むのか、、
色々とやりづらいことが多かった。

検査の結果は
四十歳で卵子が通常の半分しかない。
子宮筋腫8個。
自然妊娠なんて言ってる場合じゃない。
というもの。


今の夫に伝えたところ、
そう思うからそうなるんだよ、
という返事。

おいおいおいおい!!と。

そこでまた喧嘩になったりで
なかなかうまくいかない。

その頃、会社企画のツアーでバリに行くことになり、
そこで色々話すことが出来ました。
楽読スクールの創始者、
平井ナナエさんとパートナーのヨンソさんからは

『結婚したい という思いがあるのなら、
そこだけをイメージしていればいいんだよ。
体の情報は大事だけれども
そこにとらわれないで。

どうしていきたいか、
自分がどうありたいかということだけを
イメージし続けたらいいよ』
と言われました。

次の日は
シャーマンのセッションを受けました。
今の夫と2人で受けることになり
繋がり直しのセッションをしました。

まるちゃん
まるちゃん

わたしは夫がそんなんだから
できないと思っていた。
夫はわたしがそんなんだから
できないと思っていた。

そんな想いが外れ、
エネルギーがぐるぐる回って、
その場で寝てしまうほど!
それからはずっと寝て過ごしました。
帰国して分かったのですが

まるちゃん
まるちゃん

なんと赤ちゃんが出来ていた・・!

本気で欲しいと思ったら一か月で出来た。
これを夫に言ったらやろやろやろ~!!
と言われました。

そこから全てが動き出し、
赤ちゃんきっかけで
結婚することになりました。

お産のイメージ

まるちゃん
まるちゃん

行きついたのは、
ヒプノバーシングでした。

病院に、
「大量出血するかもしれない、
40過ぎているし輸血のできる病院へ行ってください」
と言われ、
助産院に行きたかったけれど、
病院にしました。

とはいえ、せっかくの機会だから楽しみたいと色々調べて、、

行き着いたのがヒプノバーシング

イギリスのメーガン妃もやっていて、
本当に気持ちのいいお産
と聞いてやってみたい、と。

当時は日本に教えられる人が1人しかいなくて、
それが龍野恵里子さんでした。
録音されたアファメーションを
毎日聴き続けるほか、
講座がありました。

講座では、
お産の歴史について聞きます。
お産は痛いもの、
苦しいもの
というのは刷り込まれた価値観なんだよ、と。

恐怖→緊張
→さらに恐怖が高まる
→さらに緊張するという図式を聞いた時、
それって人生そのものだなと思いました。

不安だから緊張する
→失敗する
→緊張が強くなる
→失敗する・・
このトライアングルを抜けるには
自分が緩まないと抜けられない。

オーガズミックバースという、
気持ちのいいお産のシーンをたくさん見せてくれたので、
赤ちゃんがつるんと出てくるというイメージも
持ちました。

お産のリアル

まるちゃん
まるちゃん

めちゃくちゃ痛かったです。

母曰く、呼吸の仕方がすごく上手だったと
言われましたけど・・。
最初は痛みに耐えていたのですが、
自分の頭で痛みを逃そう、
痛みを何とかしよう、
気持ち良くしようと思い込んでいるのを感じて。

痛みを解放しようと思って、
痛い痛いといっぱい叫びました。
その時になって初めて、
私はずっとこれをやっていなかったなぁと気が付いた。

まるちゃん
まるちゃん

痛みを感じていても我慢をしたり、
言いたいことを言わずに
自分の気持ちに嘘をついたりしていたんだな、と。

そんなことを感じながら過ごしていました。
常にどこか客観的な自分がいる感じ・・。
結局お産は36時間かかりました。

この時、思い出したのが恵里子さんの言葉。

「夫からのアテンションが欲しい人は
難産になりやすい」
「自分一人で産むという気持ちを
持った方がいいよ」

夫と喧嘩ばかりしていたので
夫にかまってほしいと思っていたのかも。

完全に憔悴しきっていたわたしに、
夫は何でもしてくれました!

そして心のどこか奥深いところで、、
これが欲しかった、と。
とても満足している自分がいました。

最後は「もう無理~~!!お腹切って下さい!!」
となっていました。
陣痛促進剤を打ってもらい、
赤ちゃんが生まれてきました。

まるちゃん
まるちゃん

結局、ヒプノバーシングは
痛くないお産をするための講座ではなくて、
自分らしいお産をする講座
というのが私の結論。

講座では
本当にこれでいいの?
自分のため、
子どものために選択をしようね、
と繰り返し言われました。

産院に行くのも、
検査に行くのも。
誰かの意見に頼るのではなく、
自分のため、自分の感覚を頼りに決めること。

それは自分のためにできない人は、
子でものためにもできないから。
ただのお産講座ではなく
カウンセリングをしてもらっている感じでした。

このお産で、
自分がどんどん身軽になっていきました。

産後の気持ち

まるちゃん
まるちゃん

お腹にこんな大きな塊がいたの?!
という感じ(笑)

赤ちゃんを見た時は不思議すぎて・・。
産声がするまでの一瞬!
ちょっと緊張して見守りましたが、、
泣いたのを聞いてほっとしました。

夫は感動して泣いていました。

当時のわたしにかける言葉

まるちゃん
まるちゃん

よく頑張ったね!

妊娠中のパートナーシップを
よく乗り越えた~!と声をかけたい!
反省点としては・・自分本位のお産だったなぁと。
もっとこの子とつながることを感じたら良かったなーって。

いろんなことを感じてメッセージを沢山受け取ったお産でした。
お産は、人生の縮図。
そんなことを感じました。

この子に守られてるなーって感じる。
一緒に成長していこうね。

丸山由希子さんはこんな方

楽読神戸スクール運営・カラーセラピスト。
メモリーオイルの調合もします。
潜在意識からリーディングし、
あなたに必要な香りを作ります。
仕事・家庭・子育てと人生全力で楽しみ中。
脳をデザインすれば、人生は自由自在!

楽読神戸スクールHP:https://rth.co.jp/school/29.html

facebook:https://www.facebook.com/yukiko.maru/about

編集者より一言

由希子さんから
「お産はそれまでの人生そのもの」と聞き、
お話しを伺いたい!
となっていた今回のインタビュー。

物事の捉え方、人生の開き方が面白くて。

こんな考え方もある、
自分で選択できる、
ということが、見えました。

こうすればよかった、
ああすればよかったと思うこともあるけれど、
お産てその全部を飛び越えて
「いいんだよ」っていう経験なのかも。

今回のお話しがこれからお産をする人へ、
新しい可能性を知るきっかけになれたら、
嬉しいです。
由希子さん、貴重なお話しを聞かせていただき、
ありがとうございました!

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