出産体験談№.44 君たちに逢いたかったお産

助産院出産
この記事の見どころ

・9ヶ月で腫瘍の摘出手術
・切迫早産からの安産
・離婚後の葛藤と家族の支え
・離婚はしたけれど、子ども達に逢えたのは、夫がいたからこそ。

33歳初産(長男/子どもは2人)
病院出産
35歳第2子(次男/子どもは2人)
病院出産 
里帰り出産 長崎 るーしーさん

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

るーしー<br>さん
るーしー
さん

ただただ、嬉しかった、よっしゃーっ!って感じ。

1人目はできちゃった結婚でした。
妊娠してすぐにわかった!

2人目の時は、すごく欲しかったけれど、
なかなか出来ませんでした。

でも、お兄ちゃんにどうしても兄弟が欲しかった。
だから、体温を測ったり、なんとかタイミングを見計らっているうちに・・
出来た時はよかった~~!!ってなりました。

お産のイメージ

お産のイメージはそんなになくて。
自分の姉たちも、周りの友達も、
結婚していない人が多くて。

イメージゼロ!
逆に不安になるということもなくて。

もともと楽観的なのでなんとかなるのかなーーって。

お産のリアル第1子 9ヵ月の腫瘍摘出術

るーしー<br>さん
るーしー
さん

赤ちゃんが9ヶ月の時、
いきなり倒れてしまいまいした。
みかん大の腫瘍が、子宮内にできていたんです。

若い時から生理痛が重くて、
病院に行っても原因がわからず。
そのままになっていたものでした。

病院でも原因がわからないので、
「もうここで生まれるかもしれない」ってなったそうです。
私自身は倒れていたので記憶が全くありません。

手術はおなかの中に赤ちゃんがいる状態で行われ、
産まれるまでまだあるから、と、お腹を閉じてくれました。

手術が終わってから目が覚めて
「赤ちゃんは大丈夫だったよ」
「元気な赤ちゃんだったよ」と
聞かせてもらったことを覚えています。

この傷口はホチキスみたいなもので止めてありました。
術後、痛みはあるのですが
赤ちゃんがお腹にいるので強い麻酔は入れられない。

ということで・・痛み、耐えました。

9ヶ月ともなると赤ちゃんがおなかの中で
動く動く・・!!

けれども耐えました。

正直、出産よりも、
そっちの記憶の方が痛かった(笑)

この後は傷が開かないよう気をつけました。

特に最後の一か月!!
追い込みでどんどん赤ちゃんが大きくなるので
そうするとお腹も大きくなる。

そうすると傷口が開いてしまう。
ので、自分は太らないように気を遣っていました。

お産は里帰り出産。

お産の時はお腹の傷のことは忘れていましたね。

初めての陣痛なので
どれが陣痛なのかもいまいち分からない。

生理痛が重い方なので、まだ耐えられる・・違う・・?
なんてやっているうち、間隔が狭まってきた!
ひどい生理痛のような感じ。

でもわたし、生理痛がひどい時は寝て、起き上がれないのが通常。
だから、あまり変わらなくて。
まだ大丈夫、まだ大丈夫、という感じ。

分娩台にのって、赤ちゃんが出る瞬間だけ、
ちょっと焦りました。

わたしの意識とは別に、
子どもの体が出てくる!
もう出るのっ?!って。

陣痛は始まりから7時間、 痛かったのは 2時間くらいでした。

お産のリアル 第2子 切迫早産からの安産

るーしー<br>さん
るーしー
さん

妊娠初期に出血、切迫早産で入院。

3歳離れている お兄ちゃんがとにかくやんちゃで!!

ワンオペで、動き回る子をいつも追いかけていたからか、突然の出血。
やばい!怖い!大慌てで病院に行き、2、3日入院することに。

ちょうど義理の母が家に泊まりにきていたので
入院している間、長男を見てもらいました。

退院後も、じっとしていないお兄ちゃん。
安静にできない。
周りからもとにかく動く妊婦だよね、と言われていました。

でも、そんなお兄ちゃんが、気持ちが悪くて寝ていたりすると
「ママ大丈夫?」って心配してくれたのは、よく覚えています。

そんなこんなで
妊娠後期になっても、赤ちゃんが大きくならず。

7ヶ月ぐらいに長崎の実家へ帰り、里帰り出産をしました。

実家では、自分の両親や姉もいて、
みんなで息子とわたしを気遣ってくれて
安静に過ごせました。

2人目の時は慣れていたからか、
陣痛が痛くなるとワクワクしました。

2人とも健診の日、
子宮口の確認後、
それが刺激となるのか、陣痛開始→出産という流れ。

3時間でつるんと生まれてめちゃくちゃ安産!
産んですぐにまた産みたい!って感じるくらい。
今回も付き添いは姉。

姉がいるということだけで、不思議と安心していました。

産んだ後の感想

るーしー<br>さん
るーしー
さん

顔見た時の気持ちは・・ブサイク。でした(笑)
でも自分の子だものね、と(笑)

感動~~!!とかはあまりなく。

2人目の時の気持ちは
ようやく出た!!
終わったーーー

1人目の時はなかった後陣痛の方が痛かった!!
子宮が収縮しているのが分かるほどでした。

当時の自分にかける言葉

るーしー<br>さん
るーしー
さん

1人目のお産の時は・・手術があって心配したけれどよかったね。
2人目のお産の時は・・お疲れ様でした。
なかなか出来なかったけれど、会えてよかったね。

2人ともそっくり同じ顔!

やっぱりこの顔が出てくるんだなぁ。

寝顔が本当そっくり。
お兄ちゃん3歳、弟6ヶ月。

ほっぺが本当に可愛くて!!
ぷるぷるぷるって何かあると振動で揺れる(笑)
とっても可愛いほっぺ。

夫と離婚後、家族に支えてもらい、みんなで育てている

るーしー<br>さん
るーしー
さん

何度も投げ出したくなったけれど、
家族みんなで支え合って乗り越えてきました。

夫とは下の子が一歳になる頃
色々あって離婚。

東京に住む夫は子どもに会うため、年2回、長崎に会いに来ます。
その年によっては夫の実家の方に泊まったりしています。

今は母と姉と子どもとわたし、
5人で暮らしています 。

子どもが一歳になって
実家に帰ることになってそれから半年後、
父が亡くなりました。

いろんなことが立て続けに起きて、
わたし一人ではなくって、
家族みんなで乗り越えたように感じています。

何度も投げ出したくなったけれど、
それを家族みんなで支え合って
乗り越えてきました 。

今、家族みんなで育てているように思っています。

ニュースで虐待の報道を見るたびに、
子どもがかわいそうだなと思いつつ、
もし、わたし1人で子育てをしていたら・・?
どうだったんだろう?
虐待してしまったかもしれない。

他人ごとじゃないなって、報道をみるたび、感じます。

本当に家族の存在は大きい。

実は、姉とはそこまで仲がいいわけではありませんでした。

が、きっと姉は無自覚に、
無償の愛を子ども達に注いでくれている。
本当に ありがたいです。
自分の子どものように思ってくれている。

子どもも、とても懐いていて、
きっと、3人とも母親と思える存在なんだと思う。

子ども達にはいつもいつも、
わたしの老後は見なくていい。
お姉ちゃんとおばあちゃんを見てね、と
伝えています。

子ども達はわかったわかった、と流し聞いていますが、
きっとわたしと同じように、大事な存在だと思っていると思います。

退院してすぐ。おじいちゃんがお風呂に入れている写真。
わたしの子どもの頃からお風呂は自分の仕事としてやっていたので
息子が生まれて家に帰ってきた時も、
当たり前のようにお風呂に入れてくれた。
そしてお兄ちゃんの気持ち良さそうな顔・・!!

子どもはかけがえのない存在

るーしー<br>さん
るーしー
さん

離婚はしたけれど、他の相手では、君達に逢えなかった。

子ども達は大事な存在。
なくてはならない存在。

言葉にしようとするとたまらない気持ちになる。
寝顔を見て、未だにたまらない気持ちになります。

今回この写真展に参加するにあたって、
久しぶりに赤ちゃんの頃の写真を見て、
またその、言葉では言い表せないような気持ちを味わいました。

離婚したけれども、、
他の相手では、君達に逢えなかった。

他の人では駄目だった。

どうしてもあなた達に会いたかった。
逢えてよかった、
君たちが良かった、
君たちじゃないと駄目だった

そんなふうに思っています

そっくり兄弟!いつも同じことをしたがる!
すごく仲が良くて、お兄ちゃんの真似をしたくなるんでしょうね。
いつでもお兄ちゃんについていきます。この写真は旅行の時の写真。
シルエットも一緒の仲良し兄弟。

後ろ姿がとても愛おしい。

るーしーさんてこんな方

るーしーは何が出来るの?高卒、フリーター、転職数えきれず、引きこもり、非美術系、非デザイナー、非コーダー、非エンジニア、非マーケター…そんな私がTwitterに出会い化学反応を起こした!Twitterきっかけでプログラミングを始め→デザインに興味をもち→人生の経験を融合→ググり倒してTwitter広告制作に挑戦します 

Twitterはこちら




編集者より一言

るーしーさんはツイッターで知り合いました。
以前から、このブログに興味を
持ってくれていたとのこと。
ご自身のお産の話も記録に残したいと、
ご参加くださいました。

毎回大事にしているのが、
「話したい」という、参加者の気持ち。
その話したい、に、読んでくださる方に響く何かがあって、
家族に伝えたい想いがあるからです。

今回は、るーしーさんのご家族の
素敵な話を聞かせてくださいました!
家族の形は人それぞれ。
このブログが
お子さんたちに気持ちを届けるきっかけになったら嬉しいです。
るーしーさん、
素敵なお話しのシェアをありがとうございました!

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