たったひとつの宝物！！
あなたがお腹の中にいたのね。
お腹から取り出されてすぐの触れ合い、
まだわたしのお腹は開いたままです（笑）
・生まれる前から赤ちゃんと胎話するヒプノバース。
・胎話で感じる赤ちゃんからのメッセージが深い。
・助産院から病院へ、そして帝王切開へ。感じたメッセージ。
・夫に生まれた変化。
30歳第1子（長男/子ども１人）
ヒプノバーシング・帝王切開 東京都 いでちゃん
赤ちゃんが出来た！その時の気持ちは？
仕事も忙しい時期で、
子育ての準備は何もできておらず！
検査するのが怖くて・・。
今の夫に何回か、「子どもができたらどうする」と聞くと、
何回聞いても「嬉しい」という返事。
徐々に気持ちが落ち着いてきて、
「子どもができたかもしれない、
今日検査するね」
と、伝えたら、
「俺が帰るまで待ってて」
と、言われ、一緒に検査をしました。
結果は陽性！！
純粋に嬉しかった！！
夫も一緒にいてとっても安心したし、
やったーーー！！って
喜んでくれました。
当時は結婚してから3年後ぐらいに
子どもが欲しいなあと言っていたのですが、、
1年も経たない間に、
妊娠・結婚・出産！合間に引っ越しーー！！
つわりは7週くらいからひどくて。
入院もしました。
吐いちゃってもう動けない。
仕事も2ヶ月休みました。
復帰してもなかなか体調が難しくて、、
午前中は在宅でお仕事をしました。
お産のイメージ
知り合いで
ヒプノバースをやっていた人がいたので
私も絶対やりたい！！と。
（他にもヒプノバースで産んだ方いらっしゃいます→人生が見えたお産）
ヒプノバースを知ったのは
つわりで入院した病院の本のコーナー。
池川明先生の胎内記憶についての本を見てから。
ヒプノバースでは体内の赤ちゃんと胎話もします。
「赤ちゃんは何で私たちを選んでくれたの」
という質問には、
「お母さんを楽にしたくて」
「されたら嫌なことは何？」
という質問には、
「いい母親になろうとしすぎないでね。
お母さんがいい母親になったら
子どもはいい子でいなきゃいけなくなっちゃうから。
泣きたい時もあるから、
そういう時は泣かせてね。」と。
もしかしたら、
自分が母に言いたかった・感じていたことを言ってるのかな。
とも感じました。
前駆陣痛が1ヶ月前にあって、
急に怖くなって母に電話で相談をしました。
これまで、母には素直になれない部分があったのですが、、
母は
「痛いけど、赤ちゃんが生まれてきたら
喜びですぐに忘れちゃうよ」と言ってくれて。
「あなたがしっかりしないと」
と言われると思っていたので、楽になりました。
長年積み重なっていた、母とのこじれていた部分がほどけたような・・。
赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくるっていうけれど、
わたしもこのお母さんを幸せにしたくて生まれてきたこと。
お姉ちゃんと姉妹になろうねって
約束してきたことを思い出しました。
お産のリアル
39時間の陣痛の後に
子どもが生まれてきました。
すごい体験だった！！
赤ちゃんの力って
すごいなと思いました。
38週と4日目、夜中の11時に陣痛が来て、
助産院に電話で聞いたら、
「慌てなくていいよ、できるだけお米を食べて、
お風呂に入りたかったら入って、
来たくなったおいで」という回答。
出張中だった夫は、
夜中の2時過ぎに戻ってきて、2人で助産院へ。
コロナでも立ち会い出産は
OKでした。（ただし入院中は入れません）
助産院では、
夫婦で一緒に陣痛のエネルギーの波を
体験しました。
椅子に寄りかかって、
後ろから夫が支えてくれました。
夫は「こんなに力が湧き上がってくるんだ」
と驚いたようです（笑）
朝の9時 、子宮口が開き、
いよいよか！と思いきや・・陣痛、遠のく。
夜の9時、
産院提携のカイロプラクティックの方に来てもらいました。
骨盤を整えて、
さぁ陣痛くるぞー！行くぞー！という感じに！
翌朝、
また子宮口が開いたのですが・・陣痛、遠のく。
２日目の朝、
病院へ行って内診をしてもらうことに。
「赤ちゃん、下まで降りてきてるから
促進剤で行きましょう」、となり、
子宮口全開！までいったものの、
ここまで来ても出てこない・・？
「これはどんな意味なんだろう？」
とその間ずっと考えていて。
病院に行くとなったときから
「病院に着いたら即帝王切開でもいいかな」と、
赤ちゃんと胎話をしていました。
病院で促進剤を打って産むまでの間も、
「どちらがいいか決めてね」
と赤ちゃんに言っていたのですが、
最終的には、
「もうこれは 自分では出てこないかもしれない、
帝王切開がいいということだ」と思い、
「帝王切開にします」とお医者さんに伝えました。
後でわかったのですが、
どうやらお腹の中で引っかかっていたようです。
「右側が変だけど、このまま出ちゃっていいの？」
ヒプノバースで胎話したときに、
赤ちゃんが言っていたんですが、、
右半身に障がいがあるのかなと思っていて。
「いいよ～」と伝えていたけれど、
私の右の骨盤が
歪んでいたことを指していたみたい。
つかえていたことで旋回異常を起こし、
へその緒も首に巻いていたので
降りられなかったんじゃないか？と
後で助産師さんから聞きました。
もしかすると、
お母さんの体のことを思って
生まれなかったんじゃないかな？
もし、あのまま下から生まれていたら
わたしの体が大変だったかもしれない・・。
それを気遣ってくれたのかもしれない。
今はそんなふうに感じています。
産後の気持ち
生まれた瞬間は世界にたったひとつの宝物が生まれた！！
とにかくよく頑張ったね、
ありがとうっていうふうに感じました。
この時点ですでにたくさんの愛情を
子どもから受け取っていました。
当時のわたしにかける言葉
「自分や赤ちゃんを信じていれば大丈夫だよ、
なるようになるよ」
入院は8日間でした。
2日目から麻酔の副作用で頭痛が始まって、
入院中に熱を出し 5日目に高熱！
3日かけてだんだん熱が下がって、
８日目に退院しました。
入院4日目には助産院に転院したのですが、
この期間で熱を出せたことで、
「母ちゃんが倒れたらマジで終わるな」
と知ることができました。
無理はしない、を知った。
そんなことも含めて、
子どもが生まれてから
いろんなことを教えてもらってばっかり！
彼は私達夫婦を選んだ理由は、
「色々な体験ができそうだから！
いろんなことをやって楽しみたい」
と言っていたので、、
今から一緒にいろいろやることを、
とっても楽しみにしています。
夫の変化
夫は、この出産の後に、自分の母へ
「こんな風に産んだんだね、ありがとう」
と伝えていたそうです。
本人からは聞いていないんですけど（笑）
義母経由で聞きました。
左：生後20日ごろ。お父さんにミルクをもらって爆睡！かわいい。
右：授乳からの寝落ち。自分の手が急に大きくなったような気がして、母親になったんだなぁと。
妊娠時の肉割れ線も勲章です。
編集者より一言
胎話でここまでコミュニケーションを取れたら
産んだ後もすごく楽になるなあ、
と興味津々で伺いました。
いでちゃんは、インタビューで初対面して、
とても柔らかい、チャーミングな方。
（Twitter経由でお申し込みをいただきました）
ご本人曰く、
産んでから気持ちが緩くなっているとのこと。
お話ししているわたしまで緩む♫これぞお産マジック！！
その柔らかさ、なるようになる意識が、
今の日本社会、ビジネスシーンにも広がったなら、、
生きやすい世の中になるなぁ、なんてことも感じました。
キャリア×子育てが当たり前になっていってほしいと思います。
いでちゃんと息子君のこれからも楽しみ♫
大切なお話しを聞かせていただき、
ありがとうございました。
コメント