出産体験談№73 ”自分を生きる”きっかけになったお産

病院出産
この記事の見どころ

・1年で普通の主婦が激変!した背景に、お産があった
・臨月に始まったコロナ禍。予想外なこともギフト
・お産て、こんなに人生の中で大切なものだったんだ

30歳第1子(長女/子ども3人)病院出産
32歳第2子(長男/子ども人) 助産院出産
36歳第3子(次女/子ども3人)
東京都 みっちゃんさん(匿名希望/メモレコクリエイター)

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

みっちゃん
みっちゃん

3人目は出来やすい体になっていて、

結構あっという間に出来ました!

上の子と末っ子は
多少、年を離したいと思っていました。
上の子が面倒を見てくれるんじゃないかな
って思っていたから。

お姉ちゃんの母性は育つし、
わたし自身も楽になるし、
いい事だらけ!!


希望は女の子。
2020年東京オリンピックの年に
生まれて欲しいと思っていました。
結果、
男女の順番も
年齢の幅も、生まれる年も!
理想通りでした。

・・と、いう風に、
神様からたくさんのプレゼントを
もらっていたから、
お産の時は、
理想通り、というものではなく・・
予想がいだらけのお産!!

みっちゃん
みっちゃん

そこは、、
別のギフトに変えられたかなー
って思っています。

お産のリアル第3子 Withコロナのお産

みっちゃん
みっちゃん

1番最初の緊急事態宣言が出た、
4月に臨月。

最後の一か月。
お腹の赤ちゃんのことを感じて、
ゆったり過ごすと決めていた、、
矢先の緊急事態宣言。

長女休校、長男休園、
夫は自宅勤務になりました。

外に出るな、
外食するな、の時期。
ゆったり楽しむはずが、、
まさかのリモートワークで、
3食全員分用意しなきゃいけない!!

まさかの事態に
ストレスが溜まっちゃって。
3人目だからついつい、
無理もしちゃって。
お腹もよく張っていました。

みっちゃん
みっちゃん

せっかく家に家族が揃っていても、
通院は一人じゃないとだめ。

陣痛がきましたー!!のときも、、
病院に行けるのは、1人のみ。

家族は病院の外までしか来られず、
夫が車で送ってくれて、
7歳長女、
5歳長男が
病院の前で
「ママ頑張ってね」
って送ってくれたことを、
今でもよく覚えています。

理想としては、
家族に命が誕生する瞬間に立ち会って欲しい。
2番目の時は、
お姉ちゃんはまだ2歳で、
小さかったけど、
7歳5歳の今なら、
ちょうどいいなと思っていましたし、
子どもも立ち会いたい!ってなっていたけれど、
そこは、かなわず。

1人、冷静に、
入口で「陣痛きました」って報告して、
入院。
部屋では会話する人もなく、
病室で一人で苦しむ。


今までは、
夫に「さすってー!!」ってやってたのに、
それもなし。

看護師さんも、
呼べば来るけれど、、
呼べないですよね、、。

その時のお産病棟は、
それぞれ妊婦さんが個室で耐えている状態。
みんなひとりぼっち、
みんながんばれーって
心の中で思っていました。


一番最初が、
あの一人ぼっちでの出産だったら
耐え難い恐怖だったんじゃないかなって思います。

3人目だから
まだ見通しがあって
よかったけど。

1人で向き合うって
本当、大変なこと。
でもそのおかげで、
わたしは今までの環境に
感謝することができました。

このコロナ禍での経験で、
本当に自分の気力で生きていく、
という腹が決まったように思います。


これまで頼りまくっていたんだけど、
神様が与えてくれた
試練だなと思いました。

みっちゃん
みっちゃん

コロナ禍ならではで
大変だったことは、
マスクをつけないといけなかったこと。

1人部屋で苦しんでる時は
マスクなしだったんだけど、
分娩室に入ると、
一応マスクをしないといけない。
お医者さんも、
看護師さんもいますからね。

声も今まで
あまり出さずにいたけれど、
さすがに最後の30分は
声を我慢できないんです。
もうマスクもつけてられなくて、
外して、
最後の15分!

そしたら先生が
「窓、あけようか」って。(!!)
窓全開になっちゃって。
で、頭の中で思う、、
絶叫中に窓全開、、

ご近所さん丸聞こえ・・
陣痛に集中したいんだけれども、
その背後で色んな葛藤があって(笑)


マスクができない、
窓を開けられるし、

だけど産むしかない!
気にしてらんない!
最後は必死!!


わたし1人で産まなきゃ、
という気持ちに。

もちろん、
サポートしてくれたり、
応援してくれる助産師さん、
先生方がいらっしゃるから、
そこはお陰様なんだけど!
あの時は苦しんで
産んだと思っていたけど、
今思えば赤ちゃんもいた。
2人で頑張ったんですよね。

産後の気持ち

みっちゃん
みっちゃん

半分、気絶状態でしたね、、

水とスマホとタオルを持って分娩室にはいり、
水を手元に置いて、
スマホは台の上に置いたまま。
すぐ写真撮りたかったんだけど、
産んだ後はしばらく分娩台に乗ってますよね、、
1時間か2時間ぐらいだったかな?

みっちゃん
みっちゃん

看護師さんに、
「すいません、
とってもらっていいですか」
って、
やっとお願いして、
撮った写真がこちらです。

産後80分後。

家族に報告できたのは2時間後でした。
1人で産むのは報告も
遅れるんだな、っていう気づき。


すぐ写真撮って、
すぐ報告したかったんですけど。
1人産気づくと、
不思議とどんどん産気付くんですよね。

わたしは分娩室にはいって
30分で産んだのですが、
「やっぱり初産とは違うわ!」
と言われると、
ますます、看護婦さんに
「ここに来てください」
「これ押してください、あれしてください」
ってお願いすることができなくなっちゃう、、。
遠慮しちゃう気質もあって、
気にしちゃう。。

コロナの環境では、
スマホとお水を
手元に持っていくというのは、
本当に大事だと思います。

家族だと気軽に言えるんですけどね。

みっちゃん
みっちゃん

そんなわけで、
家族3人、
ドキドキして連絡を
待ってたかなーって思います。
その後は、
毎日 LINE!

上の子たちとは、毎日のようにテレビ電話でご対面。
してる時のスクショ。
家帰った時の家族の
「うわ〜!ホンモノ!!」って感覚とか、
抱っこする時のドキドキ感や幸せ感も、すごかったなぁ。

病室では、常にひとりぼっち。
産んだ後、1週間、
そのままひとり。

ご飯も寂しい。

祝い膳!豪華!!だったんだけど・・
やっぱり誰かと食べるから、
おいしいんだ、
ということを感じました。

コロナ禍でよかったこと

みっちゃん
みっちゃん

一人だったから
良かったということもあります。

ただただ、
穏やかな時間を過ごすことができた。
本当に赤ちゃんとの時間はかけがえのない、
すごく穏やかな時間でした。


この子との静かで穏やかな1週間、
今思えば尊かったなぁ。

このお産が自分を変えた

みっちゃん
みっちゃん

挑戦を始めたのは、
3番目の子どもが7ヶ月の頃 。

よし、
わたしも何かしよう!! って。
3人目の出産を通して、
いつ何が起きるか分からない。
自分のモヤモヤに
気付き始めたところでした。
一度きりの人生、これでいいのって
すごく感じたんです。

自然災害、戦争、何が起こるかわからない。
じゃあわたしの人生、このままでいいの?って。

生後半年、
最初の3ヶ月は大変でした。
自分に向き合うことも
できないような時期だったんだけど
7ヶ月頃から挑戦しだしました。

そこからいろんなことに気付けた。
これまでの人生の中でも、
一番大変な時代だった(笑)
PTA 、
メモレコ講座を始めて、
Twitter 始めて
幼稚園の役員もやって、
ともかくみんなやってみないとわかんない、
一番大変な時代だったんだけど、、
よくやったなって、
我ながら思います。
そして、、
どんどん壁がやってくる!
全部言い訳をなくして、
本当に大変だけど、、
全部全部、
なんとかかんとか、
皆さんに頼ってやってくることができました。

みっちゃん
みっちゃん

3人子どもがいてもこんなことできたよ
って言いたいんですよね。

そうやって、
周りの人の背中を押すようなことが
できたら嬉しいな。

2022年3月に、
サンクチュアリ出版で
自分の話をする機会をいただき、
何を話すか、人生を振り返りました。

1年前に、何で勇気を振り絞ったのか。

みっちゃん
みっちゃん

あの時、いつ何が起きるかわからない。
なら、
人のため、世の中のためになりたいって
思ったんですよね。
それまで蓋をしてきた思いでした。

当時の自分にかける言葉

みっちゃん
みっちゃん

コロナ禍の出産、
自分にかけたい言葉は
大切なことに気づけてよかったね。

1人でよく頑張ったね。
腹をくくったね、
1人でも産めたじゃん!


本当に無理、
と思っていたけど、
腹をくくった。
お産ってこんなに
人生の中で大切なものだったんだって
思いました。

すごくいろんなものに気付かされたんですよね。

「癒される」「頑張っているのが伝わる。」
「わたしもがんばろうと思う」
Twitterや、standエフエム、
自分がアウトプットする ことで
いきいきするからやっている事を
喜んでいるくれる方がいます。
それがわたしの励みになって
続けています。

理想の、おねぇちゃんがママをするの図。

みっちゃんてこんな方
メモレコ講師・クリエイター・3児のママ
★メモレコとは・・・
あなたのサービス、想い、
魅力をわかりやすくまとめ、
温かさが伝わる”手書きの動画”です。
メディア取材、テレビ紹介、出版社イベントにて講演させていただきました。
Twitter・メモレコ講座・ご依頼はこちらまで

編集者より一言

みっちゃんとはツイッターで出会いました!
出逢って一年ちょっと、その間に、
気軽に楽しめる
『メモレコ』をはじめ、
講座を開催し、
たくさんの方が受講し、
サンクチュアリ出版での講演も決まり、
正に快進撃のみっちゃん!

その背景にお産があったんだ、って話を聞いて
驚くのと、
やっぱり、女性にとってお産というのは大きなきっかけになる、
自分らしく生きるタイミングを運んでくれる
大きなギフトだなぁって改めて感じました。

コロナ禍のお産、ということもとても大きな意味合いがあったように感じて、
こうして捉えることで、
状況に振り回されてしまうのではなく、
それすらきっかけに、変えてしまう!
女性は本当に強い!!
って改めて感じます。

みっちゃん、
素敵な話のシェアをありがとうございました!

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