娘が生まれる前に、長男が描いた絵。
お守りとして母子健康手帳に入れて!と渡してくれました。
一番左が、わたし。
お腹が大きい。
一番右はティラノサウルス。
・3人を出産するなかで、子どもから教わったこと。
・コロナの影響で立ち合い出産はなし、そこであえて・・
・もうこんなことは嫌からの、また産みたい。
31歳第1子(長男/子ども3人)病院出産
34歳第2子(次男/子ども3人)病院出産
36歳第3子(長女/子どもは3人)病院出産
石川県 musukotobaさん(匿名希望)
赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?
さん
やったー!!って感じ!
子どもは3人いたらいいなあ、
でも今のままでも幸せだしなぁ~、と思っていたころ。
次男の断乳を1歳3カ月にして、すぐにまた妊娠しました。
4歳になっていた一番上の子も、
夫もすごく嬉しそうでした。
長男次男が大きくなったお腹に
チューってしている。
「もう出てきていいよ~」「会いたい~」
お産のイメージ
kotobaさん
助産院にしようか悩んだけれど、
慣れている、
いつもお世話になっている病院にしました。
里帰り出産で
お世話になった病院なのだけど、
次男を産んだ後、
「後3人!次は女の子もいいね♫」
とお医者さんに言われ、いやいやいや・・。
「じゃあ何人ならいいの?」と言われたので、
「後一人」と答えていた(!)。
久しぶりの問診で、
「あー、あと一人って
カルテにも書いてあるね~」
と、なりました(笑)
実家への帰宅は出産予定日の2カ月前。
コロナの影響で
実家に帰省してから2週間は外出禁止。
→その後、健診
という流れだったので、
すこし早めに帰りました。
実家に帰れてやったーーーーーー!!
という気持ち!
というのも、、
4月から次男が保育園に入園するも、
長男も次男も4月すぐ、保育園自粛。
(これまたコロナの影響で、
家にみていられる人がいる場合、
自宅でみてください、と言われ・・)。
実家に帰る前の2週間、
パワーの余った2人の息子と
妊娠後期の自分、in 家の中。
外出も制限していた時期なので
けっこうしんどかったですね。
実家に帰ってからは、
親も最後の方、しんどそうでした(笑)
カーペットにお菓子転がったり、
障子が穴だらけになったりしてました。
(編集者心の声:あるある。
4歳・2歳男子、ちびっこギャングたちがずっと家の中・・
ほんと、musukotobaさんも
ご実家のご両親も子どもたちもよく頑張りましたよね!!)
お産のリアル
kotobaさん
長男の時は、
夜からお昼にかけてのお産。
太陽が昇ったころ生まれました。
なかなか出てこなかったので
陣痛促進剤を打って出てきました。
(後で聞いたところ、
外からママの声が聞こえるから、
小さいママがお腹の中に迎えに来てから生まれるのかな?
と待っていたたそうです)
無印良品の「画用紙絵本ノート」。
息子の話を絵本にしました。
kotobaさん
次男の時は、
首にへその緒が巻き付いていたからか、
ゆっくりだったけど、
陣痛促進剤を打たずに少しづつ進み、
最後は息をするだけで生まれてきた感じ。
赤ちゃんに生まれてくるのを
委ねたようですごく良かった。
赤ちゃんの生きる力はすごいな、と
感じました。
kotobaさん
長女の時も、
赤ちゃんに任せて産みたいな、
とバースプランを組んでいました。
5分おきに陣痛が来て入院するも、
眠たくて!!
一晩寝ました。
休める時間をとってくれたのかな。
お昼までには絶対産むぞ~!
となっていたけれど、
痛みが強くならないので
陣痛促進剤を打ったら急にきた。
だけど、子宮口のあたりで頭をくるくるさせて
なかなか出てこないので、
助産師さんに導いてもらって生まれました。
でも、生まれた後30分くらい泣き止まなくて!
まだお腹の中にいたかったのに!と言っていたかのよう(笑)
今回のお産はわたしと娘では考えつかない、
周りの人の力を借りて助けられて生まれてきた感じ。
生きていくって、自分の力だけではないよね、
周りの人の力を借りて、
助けられて生きていくんだよねって教わった。
息子からのリクエストで、胎盤とへその緒の写真も撮りました。
胎盤は思ったよりも柔らかかった!
長女が生まれた時の空。梅雨の晴れ間。
3人とも夜に陣痛が始まって
昼にかけて生まれています。
みんな快晴の日に生まれる!
産後の気持ち
kotobaさん
やっと終わったーーーー!!
もうこんなことは嫌だー!
顔を見て、すごく安堵して、
わたしの仕事、終わった~となりました。
会陰切開があったので縫うときに、
お医者さんに「また産んでね」と言われ。
なんだか泣けました。
毎回、産後、最後にお医者さんと握手をするのだけど、
「もう、会えないかなぁ」「もう、これで終わりなのかなあ」と、
今産んだばかりなのに、寂しい気持ちに。
3日後、また産みたいと考えていました。
当時の自分にかける言葉
kotobaさん
よかったね。
可愛い子どもが無事に生まれてきてくれた。
よくやったね、とは思っていなくて。
自分が頑張って産んだ感じではなくて、
子どもが自ら生まれてきた感じ。
へその緒・安産のお守り・生まれた後に
一人一人にあてた手紙を、
母子健康手帳にはさんである。
いつ読むかな、と楽しみにしている。
立ち合い出産がなくてほっとした話。
kotobaさん
上二人のお産の時は、
夫・母に立ち会いでしたが、
今回は、コロナのため、
立ち合いなしでした。
ちょっとほっとした。
不安じゃないといえばうそになるけれど、
夫との温度差に腹を立ててもいたので(笑)!
長男の時、陣痛の痛みマックスの最中に、
「もう少しで生まれるんだね・・」
と泣きそうになっていたり、
「今の気持ちは?!」と聞いてきたり。
空気を読め。と。
今回も夫に連絡したら
分娩室に入れなくても病院にきそうだったので、
産後に連絡を入れました。
「え?!そんなことする?!
(なんで生まれる前に連絡しないの?!)」って驚いていました。
その後、
夫は実家にも来たけれど、
産後のガルガル期につき、ちょっと冷たくしちゃった。
(編集者注:産後ガルガル期とは、
ホルモンバランスの変化による
イライラ・カリカリする時期のこと。
小さい命を守るため本能全開状態。
夫、頑張って!それはホルモンの影響ですよ~)
編集者より一言
コロナの影響で、
これまでのお産とは違った妊娠・出産のおはなしかな、
と思いきや・・
母親ってたくましい!!
コロナだろうと何だろうと、
産むことは同じ。
きっとストレスも、
これまでとは違った形であったと思います。
今現在も、
小さいお子さんを育てる中、
気をもむことも多いのでは。
でも、することは同じ。
どんな状況でもこうして命は続いてるんですよね。
特に感じたのがmusukotobaさんの
お子さんへのまなざしの優しさ。
そして、逆説ながら(笑)
ご主人への愛情も要所要所に感じて(笑)
甘い、楽しいばかりじゃない、しんどい日もあるんだけど。
でもやっぱり
素敵な家族の大切な思い出を、
聞かせていただきました。
とはいえ、、
musukotobaさんはいま、
まさに授乳期・育児期の繁忙期!
今回もインタビューには7カ月の娘さんと
ご参加いただきました。
これからも応援しています!
娘ちゃん、musukotobaさん、
お話を聞かせていただき、
ありがとうございました。
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