出産体験談№19 女でよかったお産

帝王切開

やっと会えたね♥️

この記事の見どころ

・逆子が治らず帝王切開!そこからモヤモヤが・・
・モヤモヤが解消した理由
・1番目と2番目、同じ帝王切開でも受け取り方が変わった理由

38歳第1子(長男/子ども2人)病院出産
42歳第2子(次男/子ども2人)

帝王切開(出産は里帰りで静岡)
神奈川県 町田麻里子さん(タイ古式・ロミロミセラピスト)さん

※町田麻里子さんの詳しいプロフィールはインタビュー末尾にあります。

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

心の底から嬉しかったです。

籍を入れてから、お互い技術職で仕事が忙しくて。
二人とも別々に海外に行って仕事の勉強をしていたり。
5年経って落ち着いてきた頃、
「ぼちぼち子供が欲しいね」というタイミングで
産むことができました!

38歳の時でした。
初産の時、すでに高齢出産だったので、
4年経って運良く2人目を授かり、兄弟となり本当に有難いです。

お産のイメージ


もともと、助産院で産みたかったのですが、高齢で叶わず。大きい病院となりましたが、バースセンターといって、必要がなければ医療介入せず、助産師さんだけで赤ちゃんを取り上げるという病院を選びました。

でも、1人目の時は逆子が治らなくて、帝王切開になりました。

2人目の時は、今度こそ自然に産みたいと思っていたけれど、今回も、逆子が治らずに帝王切開となりました。

1人目の時は帝王切開に対して腑に落ちていない部分があって。


身体と、心にも不安がありました。自然な流れで産みたかった、という気持ちと、

自分ができなかったことへの悔しさもあったのかな。

2人目の時は身体と心の準備も出来ていたので、不安はなく、術後も喜びでいっぱいでした。

1人目の時と2人目の時とで全然違ったキモチになりました。

思い返して何が違ったのかというと、帝王切開について知っていたということ。

帝王切開に対する不安・・・、
手術への不安、
術後の傷への不安、、

いろいろとありました。

が、帝王切開について書かれた本を読むことで解消された。

2人目の手術中は落ち着いて挑めたので、読んでおいて本当に良かったです。


知らない事が不安を増すので、事前に知っておくことは重要だな、と思います。

※インタビュー末尾、麻里子さんお勧めの帝王切開の本を紹介しています。

2人目を授かる前に、帝王切開に関する講座で自分のお産の振り返りをしたことも大きかった。

その時にモヤモヤしていた霧が晴れるような感覚があって!

すごく心が晴れました。そして・・実は、1番目のとき。

手術中、涙が出てくる事がありました。

その間、ずっと手を握ってくれたさんが助産師さんがいて、それが本当にありがたかったです。

後で、「なんであのとき泣いていたの?」と、助産師さんに聞かれたのですが・・ちょっと答えられませんでした。

これは帝王切開ママのお産の振り返りの時に思い出したんです。それまで、忘れていた。

自分の中に蓋をしていた部分だったんだと思う。

でもその気持ちに触れたら、、心が軽くなりました。


自分の気持ちに向き合えたからこそ、今回2人目の出産の時に気持ちも体も心も準備ができたように思います。

とはいえ!

1人目のときもですが、2人目の時も!どうにか逆子をなおそうと鍼灸に通ったり、自分でもセルフ灸をかかさず、手術前日まで逆子体操を毎日続けてました。

にも関わらず自然分娩出来なかったのは残念だったけど、今から考えると

2人共、帝王切開を選んできたのは意味があったのかな?、、と思います。

サービス業のパパが休みをあわせれるように選んでくれたのかも✨

お産のリアル

前日に入院して泊まり、翌日の朝一、9時半から帝王切開前となりました。

何かあった時に、ということで、手術は母に付き添ってもらいました。里帰り出産だったので、夫は他県。

もし病院に来る場合は2週間前に静岡入りして自宅待機した後に来ないといけない、というのもあって、今回は来ることはできませんでした。

が、当日は会社を休んで家で待機して、
連絡を待っていてくれました。私が実家に移動したのは後期の初日の2週間前にあたる8月中旬過ぎ。

3ヶ月ぐらい家を留守にすることに

これはコロナでイレギュラーなことだったと思います。

さて、帝王切開。下半身麻酔なので意識はある状態。引っ張られるような、触られているような感じがありました。

先生がたくさん声かけをしてくれたのでとてもリラックスして迎えることができました。

産まれたすぐ後に、
肩に乗せて写真を撮ってくれたのも、
すごく嬉しかったです。

産後の気持ち

「生まれてきてくれてありがとう」でした。

産声をきいた瞬間に嬉し涙がこぼれました。1人目の時は不安で、、
「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちは同じでも、当時の写真を見るとちょっと痛々しいような顔に感じるのですが、、

2人目の時はもうめいっぱい!幸せいっぱい!という笑顔で写真に写っている自分がいました。

当時のわたしにかける言葉

「女に生まれてよかったね」って声をかけます。

昔どこかの占い師から
「あなたは男に生まれたら最高だった」と言われてから、自分が女で生まれた事に少し疑問を感じる事があって。

バイクだとかハングライダーとか、ちょっと危険な事に惹かれて体験したり。今回、女でしか体験出来ない特別な喜びを感じました。


今まで考えたこともなかったけど!ふっと頭にそんな言葉が浮かびました♫

これからコロナでお産について、
大変な面もあるけれど・・例えば、コロナの影響で違ったこととして、面会に来てくれる人がほぼいなくて。

言ってみれば赤ちゃんと、自分と、ひたすら向き合える時間が取れたこと。

それはすごく濃い時間となったので、、

ある意味いいことでもあったのかな。

1人目は母乳→混合ミルク→完全ミルクになったので、今回は完全母乳にしたいという希望があって。

そこに集中することができる時間は、喜びでもありました。

今はおっぱいあげる喜びをしっかり感じて!この毎日を過ごしていきたいなと思います。

産後うつにならないように、知識はあった方が助かる。

知識は自分を軽くしてくれることがあると思うのでこの話が必要な方に届けられたら嬉しいな。

助産師さんとの再会

1人目の出産のときに付き添いしてくれた助産師さんに、
2人目を産んで入院中、なんと4年弱ぶりに感動の再会をして!
「あの時手術中になんで泣いてたの?」ってきかれて答えられなかったけど、

再会した時、

「実は自然分娩出来なかったことがただただ悔しかったんです、、」って話したら、ずっとつっかえてたモノが取れた気がして、スッキリしました。

退院してやっとお兄ちゃんと初対面。

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町田麻里子さんはこんな方

タイ古式・ロミロミセラピスト
sunhulamary(サンフラマリー)
湘南辻堂にてママと子供向けイベント
「ohana」を主催。
ママと子供は勿論の事、パパや地域の人も一緒に ohana(ハワイ語:家族・仲間)となり、リラクゼーションやモノづくりで多世代みんなでホッコリ出来る居場所作りを自ら楽しんでます♡
○sunhulamary
Fb sunhulamary(サンフラマリー)
Instagram  @sunhulamary

⚫ohana
Fb ohana(オハナ)
Instagram @shonan.tsujido.ohana

編集者より一言

麻里子さんのお話し、1人目の帝王切開と、
2人目の帝王切開と、
その間の心の動き・心の葛藤をきかせていただきました。

同じ葛藤がある方をすごく勇気づけるお話しでした。
理想があってその通りではないことって、
お産に限らず人生には起きますが、
そこをどう感じるのか。

向き合うことで癒されたり、
どんなことが起きているのか、
知ることは本当に大切ですね。

麻里子さん、お2人目はまだまだ4ヵ月♫忙しい
(でもメロメロな)時期に
大切なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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