出産体験談№94 出産が原点のお産

助産院出産

第4子は生まれた瞬間から姉3人に囲まれて世話を焼かれ、めちゃくちゃ可愛がられて育っています。

この記事の見どころ

・5ヶ月にして、お産難民になる
・日々の積み重ねがお産につながる
・妊娠出産子育て、そうきたかー!!の連続!
・北海道のお産事情

24歳第1子(長女/子ども4人)自然分娩をモットーにしたレディースクリニック
29歳第2子(次女/子ども4人)同上
35歳第3子(三女/子ども4人) 助産院
41歳第4子(長男/子ども4人)同上

北海道 こはるままさん

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

こはるままさん
こはるままさん

ハネムーンベイビー授かる!

当時は、
何も考えずに近所の産婦人科へ行きました。

が、5ヶ月くらいになってから 
通っていた病院が閉院することに、、

お産難民になってしまいました!

その時、初めて、出産場所は自分で選択できることに気が付きました。

お産難民から、産む場所を自分で選ぶまで

こはるままさん
こはるままさん

わたし自身、5人姉兄。
3人の姉から、お産関係の

情報をたくさん聞いていました。

たまたま予定日2週間違いの姉がいたので、
2人で当時自宅出産が専門だった
現・助産院エ・ク・ボの高室院長先生の
門を叩き、色んなお話を聞くことができました。

印象に残っている話が

「女性が自分で産む。
女性は尊い存在であること。

サポートもするし、
ここで産むなら安全だと思うけど、
ポテトチップスばっかり食べて、
あぐらをかいて横になっていたりするような
妊娠生活を送りたいようでは、
こちらでは受け入れられないよ。」

ビシッと言ってくれました。

それまで大事にして、
自分を甘やかしていたので 
日々の積み重ねが
お産にも繋がっていくんだなぁ

と感じた瞬間でした。

出産に向き合う道筋を見せてもらった、と思っています。

とはいえ、自宅出産!と決めるまでに2ヶ月かかりました。

決めた!ものの・・すでに妊娠7ヶ月の2人を同時に受け入れるには遅すぎたこともあり
高室先生のすすめで1人は畳の部屋で産める
レディースクリニックの自然分娩、
院内助産院での出産も可能となり
どちらを選択しても
希望のお産が叶えられることになりました。
わたしはそちらで、自宅出産は姉に譲りました。

高室先生とお会いすると
本来女性の持つ力、
赤ちゃんの生まれる力を信じて
営まれる自然分娩が
当たり前に行われる世の中でなければ、
という強い信念と、
赤ちゃんもママもまるごと包んで肯定してくれる
包容力をいつも感じ、
家族 親族みんなで
大ファンとなってしまいました♡

お産のリアル 第1子

こはるままさん
こはるままさん

予定日当日、

いつ生まれてもいいように 、

実家に戻っていたところ、、

自分の予定日に姉の出産を見ることに!

(予定日は、姉よりもわたしの方が早かったんですが、、)

その時、姉がすごく痛がっていて、
苦しそうだったんですよね、、

ちょうど頭が出てくるシーン、
入ったり引っ込んだりするところを見て
姉がともかく苦しそうで!
これ、わたしもするの?!
いやだーってなってしまって。

そうしたら前駆陣痛が引っ込んでしまいました。

予定日を2週間すぎる前日に、

「これ以上待てない、明日入院してください」

とクリニックから宣告。

そこでやっと、覚悟が決まりました。
身体づくりをしてきたし、
ここまでやってきたから、
という想いと、
自分の意思では
どうにもならないことを
まざまざと感じて、、
降参したとたん。

夜中に陣痛!

朝には生まれていました。
結果、長女は2640gで、安産でした!

産後の気持ち

こはるままさん
こはるままさん

結局その子のベストタイミングで

生まれてくるんだな、

何も気を揉むことがなかったな。

生まれ方にはその子の性格、気質が出てるな、
と感じた出産でした。

予定日の2週間遅れで、3月26日生まれ。

今でも、周りが次々飛び越すのを見続けた後、
最終的に大きく跳躍するタイプ。
自分で調整をしてるんですよね。
必ず最後にはきっかりやってのける。

高校受験もそう。

悩む時間が長かったけど、
ここに行きたいと決めてからがスゴかった!
この人はやると決めたらやる。

親が何をしようが、関係ない。

ちょうど、娘が
親から少しずつ離れ、反抗していた時期。
その反抗心があったから、
親の意見から離れて
視野を広げられたのかなって思います。

ちなみに、今も、大きな転換期。

・・この後どうなっていくのか、
親がイメージする通りには、
なかなかならない。

そこを、面白がっていくしかないんですよね。
今思えば、出産が、原点。

長女はわたしにずっと教えてくれています。

産後のおっぱいトラブル

こはるままさん
こはるままさん

産後、おっぱいあげるのが

こんなに大変なんて、

聞いてないよっ!!

てなりました。

出産がゴールだと思ってたんですよね。
産めば楽になる、と思っていましたが、
出産後、たいせつな命を預かる重責は
想像以上に重たくのしかかりました。
加えて、
赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めず、
需要と供給のバランスが悪くて、
3ヶ月間ずっと乳首が切れて
体も心もダメージを受けていました。

とにかく母乳の出が良くて、余っちゃう!
絞る→乳腺炎になる→病院の助産師さんではもう手に負えない、
と言われ、
母乳育児のスペシャリストの高室先生に
再会することになったんです。

頑張ったのは完母で育てたいという思いがあったから。
ミルクをあげて解決するのは違う、と思ってたんですよね。

おっぱいが大変な時、
実母も、「ほんとに母乳が大変だった」、
と教えてくれました。

それを聞いて、
自分にも乗り越えられるのかな、と思い、3ヶ月。

何とか乗り越えられた。
実母にはその期間、
一緒に付き合ってもらいました。

あの時の母に、
本当に感謝しています。

お産のリアル  第2子

こはるままさん
こはるままさん

2人目は、

なかなかできなくて。

仕事と育児の両立に身も心も
ボロボロな毎日で、
完全に心の余裕がなく、
2人目が欲しいなあというタイミングで夫、単身赴任。
益々会えなくなって!

でもその離れているところを
結びつけるように、
2人目を授かりました。

2人目も、1人目と同じクリニックで出産。

お産のリアル 第3子

こはるままさん
こはるままさん

3人目、高室先生のところで
助産院がオープンしていて、
迷わず「お願いします」、
となりました。

やっぱり、憧れもあったので!
3人目、
兄妹が女の子だから、
生まれるところ、命の大事さ、
赤ちゃんの可愛さを、
伝えたい。
特別な性教育をしなくても、
立ち会ってもらうことで
命の大切さ に気づいてほしい。

そんな希望もあって、
みんなが見守っている中で
生まれました。

赤ちゃんて、
生まれた瞬間から分かってる存在だなぁって
感じています。

お産のリアル 第4子

こはるままさん
こはるままさん

4人目は、

命への感謝が溢れた瞬間から痛みが全くなくなり、

幸福感に包まれながら出産。
この経験は一生の宝物です。

5月生まれの予定が、6月になりました。
日付が変わった瞬間に

グイグイ来て、
なんと、たまたま、わたしと
同じ誕生日になったんです。

ほんと、妊娠出産子育ては、
そうきたかー!!の連続です。



わたしが産んだ助産院では、
必要なことをしてくれるけれど、
院長先生が
相手の考えに同調しながら、
悩みを聞いて、
笑い飛ばしてくれる。

笑っていたらいいよ、って思わせてくれる。
院長先生はまるで歩くパワースポット!

札幌市西区の分娩介助・母乳外来・産後ケア入院|助産院エクボ
北海道札幌市西区の助産院エクボでは、妊婦健診、出産・分娩介助、母乳外来、母子の養生のための産後ケア入院を受けることができます。ご自宅での出産も可能です。院長の高室典子を始めとするベテラン助産師があなたの出産・育児をサポートします。また、ベビーマッサージやおんぶ・抱っこ講習などの育児教室も開催しております。地下鉄宮の沢駅ReadMore...

エクボでの妊婦健診を
家族も交えて行なっている様子。
三姉妹は胎児の心音を
聴き命のあたたかさを実感。

当時の自分にかける言葉

こはるままさん
こはるままさん

子どもたちがたくさんの出会いや
幸せを運んでくれるから、
肩の力を抜いて、あるがままを大切に受け止めてね♡

妊娠前から 食生活に気を配り、心と体を整えてきたので、
4人とも会陰も切れず、赤ちゃんと心を合わせて出産できました。

何より幸福感が勝ると痛みが消えてしまう経験は、 やみつきです(笑)

妊娠出産は痛くて怖いイメージもあるけど、
それを上回る幸せによって、痛みも吹っ飛ぶし
子どもの可愛さに何度も救われて、
わたしも母になることができました。
これから妊娠する出産する皆さんには、
あなたにも必ず成し遂げられるよ って
言いたいし、
誰にでも最高に幸せを感じられる 妊娠 出産、育児時間にできる可能性があふれています!

ぜひ視野を広げて
たくさんの選択肢の中から素敵な出会いを自ら掴み取って欲しいです!

出産は家族全員立ち会ってくれて、
温かい見守りの中、安心して産むことができました。
ここが新しい家族の出発点。お世話になった助産院の退院の日の写真は宝物です。

北海道のお産事情

こはるままさん
こはるままさん

助産院が家の近くだったのは、

ラッキーだったというしか言いようがない 。

4人目はコロナが流行り出して、
病院では立会いができないから、
助産院に、
という人がいっぱい流れてきて、すごく混んでいました。

わたしも少し遅かったら
受け入れできなかったかも、という
状態でした。

車で一時間半かけて通ってくる方も
いました。

※編集者注:ちなみに・・北海道の旭川では、赤ちゃんを産める
助産院がなくなっちゃった!という問題も起こっています。

https://m.facebook.com/100081013797769/
Instagram

一方で、女性側にも、
色々と身体にトラブルがあったりして、
お勧めできる友達が少ないのも事実です。

健康なお産が少ない印象で、
今の時代、幸せなお産を体験できる人って、
結構レアなのかもしれません。

女性が出産を通して、
幸せで健康になってほしいな、
と思っています。

編集者より一言

いいお産は、誰かのいいお産をしることから始まる。
北海道の旭川で、赤ちゃんを産める助産院がなくなってしまい、
色々な取り組みをされていることを聴きました。

わたしにもできることがあれば、
と思っていましたが、、

「助産院のよさをしってもらうためには
助産院で産んだ方のポジティブなお話を
しることが大切なのでは。
北海道での素敵な助産院出産の話を
もっとしってもらおう!」

そんな風に考える助産師さんやご縁が繋がり、
北海道の助産院で体験したお産の話を
こはるままさんにシェアしていただくことになりました。

こはるままさんは高校生から赤ちゃんまで育てている大先輩!
子育ての話も沢山聞かせてもらい、
こちらも沢山学ばせてもらう時間となりました。

こはるままさん、ありがとうございました!!

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