出産体験談№78 怒りのお産

病院出産
この記事の見どころ

・産むなら、安心できるところで、と選んだものの。
・助産師さんとの相性問題。
・おかしいと思ったことはいった方がいい。

31歳第1子(長男/子ども2人)病院出産
32歳第2子(次男/子ども2人)
神奈川県 たあこさん(匿名希望)

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

たあこさん
たあこさん

なかなかできなくて、
タイミング療法で妊娠しました!

本当は仕事しながら妊娠が
希望でしたが、
注射の後はすごく体がしんどく、
生理が来ればがっかりするし、
メンタル的に大変で。
無理過ぎてやめることにしました。



夫はどうやって妊娠するかはわかるものの、
実際自分の精子の状態がどうかや、
妻の卵子の状態や
基礎体温がどうかなど、
教科書に載っていないことは理解していませんでした。

1年以上録ってる基礎体温表をみせてシェアするも
あまりピンときていない様子で
夫にとっては
不妊治療をしたとは思っていない状態で
授かったと感じていると思います。


そんなこんなでやっと授かった時は
本当にやったなって、
良かったなーって、
嬉しくなりました。

病院では、

病院の先生からは、
「2人目を希望するなら
卵管が綺麗な早いうちに
妊娠したほうがいいよ」って
言われていました。

たあこさん
たあこさん

1年経ったかたたないくらいに、
年子で妊娠がわかりました。

長男が1歳8ヶ月くらいで、
次男を出産したんですよね。

生理が再開し、生理が2回位きてから妊娠。
子どもを授かりたいと思っていたので
2人目も、よかったなあ、
と、とても嬉しかったです。

お産のイメージ

たあこさん
たあこさん

自宅出産や、
水中出産をしてみたかったけど、
どこでできるかわからず。

結局、
自分が生まれたところで
赤ちゃんを産みたいな、
と選びました。

そこの病院のお父さんが
わたしを取り上げてくれて、
息子さんが
わたしの子を取り上げてくれました。


実はその病院で、
知り合いの方が
産んだ時に赤ちゃんの首に
へその緒が巻きついて、
大変だったという話を聞きました。

どこで産んでも、
人間のやることだから
事故はあり得るよな、
他の病院でも起きうるということならば、
自分がいいなと思うところを選びたい、
と思って選択しました。


というのも、
昔から婦人科系のトラブルがあったので、
そこの病院に定期的に通っていたこと、
先生とは元から気心が知れている関係だったこと、
不妊治療をしていたことも知っていますから
1から新しい病院にいって
説明するよりも、
わたしの身体の状態を
よく知っていて、
安心と思ったからなんですよね。


後のお産のイメージは、
ともかく陣痛が苦しそうだな、
体力が持つように
寝とかないといけないな、
お風呂も入っとかないといけないな、
そんなことを思ってました。

お産のリアル第1子 

たあこさん
たあこさん

破水から始まって
病院へ行きました。

前日にたまたま用意しておいた
手荷物を持って
すぐに行くことができました。

1人、
苦手な助産師さんがいて。
血圧が上がるくらいに嫌でした。

夕方5時から6時ぐらいに着いたのですが、
当直でその方がいらっしゃっていて。

それがストレスで !!

病院に提出するため、
陣痛の時間の感覚を測るのだけど、
苦しい時に書いていたので、
字が読みづらくなっていて

すると、その助産師さんから
「こんなんじゃ読めないよ」
と言われました。

他にも、
初めての陣痛で苦しい合間、
トイレに行きたい、
でも、どのタイミングで
いったらいいかわからない。
トイレになかなか行けなかったので、
最終的には尿カテーテルを
してもらったのですが、
「あなたお小水の量が多いわよ、〇〇mlよ!」
と言われたりして、
嫌な思いをしました。


「早めに分娩室に入っといて。
わたし一人だから手が回らないのよ」

と言われて、
毛布もなし、
薄い肌着1枚で
車イスにのせられ
ハイスピードで分娩室へ
連れていかれたことも
嫌でした。

4月の寒い日のことで、
すごく廊下が寒くて。

「ちょっと赤ちゃんの所、
見てこないといけないから」
「先に入っておいて」
と言われて、そのまま分娩室に1人。

たあこさん
たあこさん

どうしたらいいのかわからない状態。
助産師さんを呼んでも、
「そんなことで呼ばないで」
って言われそうで呼べませんでした。

どの間隔でいきみ始めたらいいのかも
わからず、違うところでいきむと
「何やってんの、
今いきんだって生まれないよ」
と言われたり。

この助産師さんの時には
絶対産まない、
と思いました。


日勤の助産師さんと交代して、
日勤の助産師さんの声掛けは
「大丈夫だよ、いいよ、いいよ」
「この機械で数字が大きくなると陣痛が来て…」
といきむタイミングなど、
丁寧に教えてくれました。
助産師さんってこうだよ~( ;∀;)

産後の気持ちは

たあこさん
たあこさん

産後の入院中、
苦手な助産師さんがいるというだけで
本当に嫌で。

他の助産師さんにシフトを聞いて、
その人の日の夜と朝は憂鬱でした。
元気なこどもを産んで入院中、
躰を休めたいのに、
嫌な思いの出産だったと
イライラとかなしさが溢れてきました。

あまり眠れなかったのと嫌いな助産師さんなので、
その方がいる朝の血圧が高くて。
喋りたくないし、産後でデリケートなのに
手を握ってきて
「どうしたのぉ?何があったのぉ?」
としつこくしてくるので
布団をかぶって「もういいです」ってなってました。
気の知れる助産師さんに話を聞いてもらい
号泣しました。

お産のリアル 第2子 

たあこさん
たあこさん

2人目の妊娠がわかったときに
先生に
「あの人は無理です、血圧が上がる程嫌です」
と伝える事ができました。
(先生もなんとなくわかっている様子でした。)

2人目は3800 g。

これくらいのいきみでいけた、、
はずなんだけどな 、、?
1人目時とは違って、
なかなか産まれなくて!
2人目のお産は
1人目とは
全然違ったように思います。

2人目は、
スポッて飛んでった!
確実に
ワンバウンドしたと思う(笑)。

人によって違うようですし、
わたしの子宮口の硬さもあると思うんだけど、
会陰切開をするのは決まりのような感じで、
1人目も2人目も

会陰切開をしていました

2人目の出産は顔が土気色になるほど。
酸素ボンベが必要だったレベルじゃなかったかと
思います。
出産後は起き上がるのも無理!

やっと生まれたっていう感じ。

助産師さんがわたしの上にタオルを巻いた我が子を
「はいっ」て胸の所にドカッと乗せてくれたけど
・・・ドカッて?!
わたし、弱ってるんだけど~

って感じたことを、
今でも覚えています。

おかしいと思ったら、いったほうがいい。

たあこさん
たあこさん

第1子の入院中の沐浴のこと。
結構熱い温度。

手を突っ込んだら熱めで(42-43℃位)
新生児ってこんな熱いの入れていーんだあと思って、、、
第1子がその熱い風呂に
足が入るなりギャン泣きで…

さらに沈められ
ギャン泣き、
沐浴後はゆでだこに・・。

今となって、
アレは裸にされて不安で泣いたのではなく、
「熱すぎて嫌だ、熱い」
って泣いていたんだと・・

メチャメチャかわいそうな事を
してしまっていたんだと思っています。

助産師だからといって、
お任せをするのはコワいなと

後々思いました。

当時の自分にかける言葉

たあこさん
たあこさん

頑張ったね、じゃ、ないんです。
今も、頑張っているから。
わたしとこども2人、よく生きてたな~

そんなこんなでの、
年子育児。

もうやるっきゃない、
という感じ。

お兄ちゃんは今にして思えば、
かわいそうだったなと思います。


まだ2歳だったけど 、
わたしの腰が悪いこともあって、
抱っこおんぶはきつかったので、
お兄ちゃんはいつもベビーカーを押していました。

かわいそうだったなあ。
今にして思えば、
長男は、本当によく頑張ってるんだな、
って思いますね。

編集者より一言

たあこさんは妊娠出産を通して、
「おかしいと思ったり、
無理と思ったら、
それを口にすることが大事!」
と、
それまではあまり口にできなかったことも、
口にできるようになったそうです。

今回、
嫌な思い出もそのままにきかせてもらいました。
シェアしてもらった病院では
今はお産を取り扱っていないそうです。
このような対応が、日常になっているのは、
ある話かもしれない、とも思います。

たあこさん、複雑な気持ちもあったかと思いますが、
シェアしていただき、ありがとうございました!
お任せにせず、
違和感を感じたなら、
口に出していくこと。
大切なことだと改めて感じました。

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