新着公開:出産体験談№89 お産留学のススメ

助産院出産
この記事の見どころ

・第1子の里帰り病院出産、第2子の助産院出産。
 まるで違った2つのお産について、対比しながら紹介します。
・一生に何回もあるわけじゃないから。京都へ、お産留学!
・パートナーとの連携ばっちり!!(長い道のりがありました)

28歳第1子(長男/子ども2人)病院出産
31歳第2子(次男/子ども2人)助産院出産

神奈川県 松岡知佳さん

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

知佳さん
知佳さん

1人目のときは、
子ども、そろそろほしいね、
と思ってから思ったより時間がかかりました。
なのでできた時はわぁーい!となりました。

知佳さん
知佳さん

2人目、
思ったより早かった!嬉しい!

とおるさん
とおるさん

本当?!
こんなにアッサリできるんだ?!という感じ。

助産院という候補(お産オタクに会う)

知佳さん
知佳さん

「気持ちのいいお産が存在するんだよ」
「・・本当に?!」
ってなりましたよね。

知佳さん:
2人目を妊娠したタイミングは、
新規事業開発の一環で、
会社の研修で京都に泊まり込みをしていた時。

関係各所に話を聞く関係で、
助産院にも話を伺っていました。

助産院で産むというのが
その時初めてリアルに見えてきました。

その間に、妊娠発覚。
聞き取りをしていたはずが
わたしの相談もするように(笑)

京都を離れるタイミングで、、
また助産院に行き、
ここで健診受けたかったけど、
受けられなかったなぁ、、

と思っていると、

たまたまそこに来ていたモーハウスの
移動販売員の方と話をしたんです。

この方がお産オタクで!

「気持ちいいお産が存在するんだよ」
と教えてくれました。
「産んだ瞬間からもう一人産みたいっ!
てなるくらい気持ちいいんだよ。」

「、、本当に?!」

わたしはつわり真っ只中、その時は
まだどこで産むか悩んでいました。

お産留学を決めた理由 

知佳さん
知佳さん

産む場所の候補に対して、
それぞれのメリットデメリットを
しっかりと出しました。

知佳さん:
・助産院なら、家族に寄り添ってくれる、
というのも大きなポイントでした。

病院は例えば、
11時の予約で、13時にやっと 診察。
話を聞いてもらえるのは5分。
悩みは解決しないまま、終わってしまう。

助産院なら
1時間以上話を聞いてもらえる

というのも聞き、助産院いいな、
という気持ちが膨らみました。

じゃあ、自宅の近くの、横浜の助産院なら、
いいんじゃない?!となるも、
そこは少し雰囲気が違う、、
相性かもしれませんが・・

悩んだけれども、
夫に相談したら

とおるさん
とおるさん

「人生で数回しか経験しないんだから

やりたいようにやったらいいよ」

知佳さん
知佳さん

というわけで、

京都へのお産留学が決定!

知佳さん
知佳さん

わたしがやると言ったら、

絶対やる、

ということを

夫は知っている(笑)
受け入れてくれたとも言えますね。

とおるさん
とおるさん

京都に住み込み研修をしていた時も
割とフットワーク軽く子連れでかよっていたので 

「いいんじゃない?」っていう感じで。

とおるさん
とおるさん

メリットが多いと思ったんですよね。

とおるさん:
里帰り出産・地元で出産・京都で出産
それぞれのメリットデメリットをしっかりと出しました。

自分たちにとって一番のメリットは
立ち会いができること。
京都の助産院ではコロナ流行中でも
子どもも含めて立ち会いができました。

※体温測定や消毒などの感染防止対策は講じた上で

オーガズミックバース※も挑戦してみたかったし、それいいなあ!となりました。

オーガズミックバース おーがずみっくばーす
快感を感じる出産のこと。心身ともにリラックスすることで、本来身体に備わっている機能が働き、痛みを和らげるホルモンが出て、快感に感じる。

編集者より:オーガズミックバースについて、
より詳しく知りたい方はこちら↓をご覧ください。
快感出産を体験した女性たちをドキュメンタリーで紹介する
こちらの映画の紹介に合わせて、その仕組みについて詳しく解説しています。

お産のリアル 1人目/病院出産

とおるさん
とおるさん

1人目の時も立ち会い出産をしましたが、

ものすごい人数のお医者さんが周りにいて、

わたしにできることは何もなかったんですよね。。

知佳さん
知佳さん

予定日を過ぎて バルーン→促進剤→
酸素吸入→いい加減出てこないとやばいから
帝王切開にするかも、、からの
吸引分娩での出産。
わたし自身もあんまり記憶がないんです。

とおるさん
とおるさん

それが、2人目のお産は、
1人目の時とだいぶ違ったんですよね。
2人目のお産の時は
上の子も一緒に立ち会わせてもらいました。

とおるさん
とおるさん

三者三様いいものをもらいました。 

お産のリアル 2人目/助産院出産 

知佳さん
知佳さん

仕事をしていたので、
お産留学のスタートは
産休に入ったタイミングの予定日6週間前!

知佳さん:
助産院で受ける定期的な健診は
基本、横浜で自宅近くの産婦人科で受けていました。
一度だけ(私が)出張にかこつけて京都の助産院で受けました。

夫は、横浜の産婦人科では立会禁止のため
健診に参加できず。
助産院での健診は、できるだけ都合をつけて上の子と一緒に参加してくれました。

ちなみに、助産師さんは上の子がいるときは、
血圧計を私の腕につけたり、
スタートのボタンを押したりという作業を手伝わせてくれて、
上の子はお医者さんごっこ気分で毎度すごく楽しそうでした!

臨月の前の病院での健診は、
すでに京都滞在し始めて2週間目なのと、
助産院からは近くなく‥
電車とバスを乗り継いで1時間くらいかかるのでけっこう遠かったです。

とおるさん
とおるさん

予定日一週間前くらいから、

有給休暇の都合をつけて、

京都入り、

予定日から予定日から4日過ぎて

40週4日で生まれました。

知佳さん
知佳さん

あと何日かすると

総合病院になっちゃう!、というタイミング。

助産院で産めるのは、

37週から41週になるまで。

とおるさん
とおるさん

そこは、助産院によってスタンスが違うみたいです。

知佳さん
知佳さん

わたし自身の希望は母子同室、

母乳がいいな、

カンガルーケアもしたい!

と思っていたのですが、

そこの病院でそう伝えると、

「母子同室にするならこれくらいかかるよ」

「チャリーン」てな感じでしたので、

嫌ー!!ってなって。

知佳さん:
予定日を過ぎたら病院受診することは決まっていたので、
経過観察で診察にいくと、内診でぐりぐりされ、刺激されたのか、
夜に弱い陣痛がきはじめました。

提携病院の帰りに
立ち寄った助産院で
助産院に決めたきっかけをくれた方(お産オタク!)
に再会しました。

色々と話してくれて、
「早く生まれるといいな~」って
お腹に声もかけてくれました。

そこで気持ちが緩んで
ご飯食べようか、、って移動した先で

痛みが本格的になってきて。

お兄ちゃんは、ごはん食べようとしてた施設で見ていてもらって、
夫に助産院まで送ってもらいました。

今回は出産前に定期的にヨガをしていました。
赤ちゃんが出てくる向きや動きを聞いていたので
仰向け、うつ伏せいろいろ実践してみたりしました。

痛み自体は21時まで耐えられたんですけど、、
上の子が起きて遊んでいたんですよね。
ジュース屋さんごっこしてて・・、

おにいちゃん
おにいちゃん

ジュースいかがですか~

なので、
少しはなれたところまで、
ぶどうジュースを買いに行くごっこをしたりして、、(笑)
「そろそろ寝ようか~」ってなったら、

おにいちゃん
おにいちゃん

久しぶりにママに会えたのに!

ママと一緒に寝る!

知佳さん
知佳さん

わたしの腰にまとわりついてきて 

まぁ大変。

知佳さん:
その頃夫は体力温存のため、下で寝ていました。
日をまたぐでしょうという判断だったんですよね。
助産師さんはわたし達親子の脇にそっと控えていました。

子どもが 1時間戦っても
結局寝なくって!
その辺りでもう一段階痛みが進んだんですよね!

知佳さん
知佳さん

子どもをいなしながら、は無理!!

それから
「ちょっと寝っ転がってみようか、、?」
と助産師さんに言われて、
そこから1時間で生まれました!

子宮口が開いているのに
降りてこない、
けれど痛みを受け入れた方が楽になる、
痛い痛い→から会話する気持ち、
応援する気持ちで痛みに意味をつけて、
痛みと会話をしていました。

とおるさん
とおるさん

その合間寝かせてもらっていたんだけど、
子どもがまだ起きているから、

寝かしつけようと思って

子どもをなだめていたら、、

部屋に戻ってすぐに生まれた!

とおるさん
とおるさん

マジで 一瞬だった!

 急いでフォローしなきゃ!ってなりました。

知佳さん
知佳さん

最初は声を出さないようにしてたんですけどね、

もう声も出ていて、

とおるさんに抱きついてました。

とおるさん
とおるさん

骨が折れそうでした。

あり得ないくらいの力がでるんですよね!

脇腹つかまれました(笑)

知佳さん
知佳さん

それまで助産師さんにつかまったりしていましたが、
とおるさんの方がやりたいようにできる!って(笑)

とおるさん
とおるさん

一部でも感じることができたのかなって思います。

急いで子どもを

呼ぶと・・

おにいちゃん
おにいちゃん

なになに~

知佳さん
知佳さん

とおるさんとわたしの

あいだに入ってきて(笑)!!

邪魔や~ってなりながら 

2人目を産みました(笑)

知佳さん:
なされるがままの病院での出産とは全く違いました。
助産院で、家族全員で産んだ感じ。

知佳さん
知佳さん

生まれた後に、

「ママの赤ちゃん、

パパの赤ちゃん、

お兄ちゃんの赤ちゃんだよ」、というと、
すごくうれしそうな顔をしていました。

おにいちゃん
おにいちゃん

これ赤ちゃんの誕生日ケーキだよ!

知佳さん:
その後、助産院のおもちゃでケーキを作ってくれたり。
2歳でもそんなことを思うんだなぁって
感動しました。
今は絶賛赤ちゃん返りをしているんだけど、
立ち会いしたからか、受け入れがとても早かったように思います。

とおるさんとも、第一子の時よりも、
今の方がすごく気持ちを共有できています!

パパ育休の心得

とおるさん
とおるさん

2人目は育休取っているんですよね。

知佳さん
知佳さん

お互いに完璧を求めないことが大事。

自分が気になるところは、

自分がやればいい。

相手がやらないなら自分でやる。

価値観の違いがあって、

当たり前。

知佳さん:
時間をかけて今のスタイルを築いてきました。
実はとおるさんは1人目の時は
まだまだ完璧主義が残っていたんですよね。

とおるさん
とおるさん

それが変わったきっかけは

ワンオペをしたから!

もうこれ、お手上げ!!

ってなったんです。

完璧主義の人ほど、

お勧めなのがワンオペ!です。

ワンオペ育児のススメ

知佳さん
知佳さん

夫は家事能力が元々高いうえ、
わたしが京都への泊まり込み研修の時、
約半年くらい、ワンオペ生活したんです!

とおるさん
とおるさん

大変だったけど、

出産は命がけ。

1人で子どもを育てないといけないということも

起きる可能性を考えると、

やっとけ!!と思いますね。

知佳さん:
もちろん、最初からうまくいっていたわけではなく、
ぶつかったり喧嘩したりも沢山しました。
パートナーシップ、ここに至るまでの間には
いろんなことがありました。

とおるさん:
今は、相手に頼らないのは、
相手への信用ないからなんじゃないかなぁ、と思う。

産後の気持ち

知佳さん
知佳さん

単純に一人目の時はいっぱいいっぱいだったな

二人目で、新生児の尊さ、やばい。

この可愛さは一瞬だよねって思ってます。

知佳さん:
この気持ち大変さも、尊さも)を共有できる大人がいるって、
本当に幸せ
です。

コロナでママ友と関われなくなりましたよね。
家にもう1人大人がいてくれるだけで全く違うんですよね。

 

とおるさん
とおるさん

まず立ち会えたのがよかった。

育休半年とって良かったなーって思っています。

とおるさん:
生まれて一か月ちょっとのころって、本当に大変。
そりゃ1人でやっていたら鬱にもなるよ!!
って思いましたよね。

1人目の時と比べて 
「育休取ればいいってもんじゃない。
妻が休むのは最低限。
手が空いている大人がいるってのが大事。」

と思っています。
社会的にもっと制度が整っていくといいなと思っています。

2つのお産を体験して・・

知佳さん
知佳さん

病院出産が駄目というわけではなかったけれど

助産院で産めてよかった。

知佳さん:
正常分娩の範囲なら、助産院で産むって人が増えるといいなあ。
そうするとお医者さんも混みすぎなくてみんないい気がする!

妊娠出産する人全体の0.5パーセントの人しか
助産院で産まないなんて
もったいない、どうしてだろう?って思っています。

助産院という選択肢があるんだよ、
ということをみんなに知ってもらいたいな。

当時の自分にかける言葉

とおるさん
とおるさん

出産前の自分にいいたい!!

家でやることあるぞ!

とおるさん:
家庭に目を向けていくといいことあるよ。
1人目は結局何もできていなかったから、
2人目は育休をとろう!って決意したんですよね。

妻は動けなくなるからね。

これだけは何とかしたい&お産留学するなら知っておいたほうがいい話

知佳さん
知佳さん

わたしが当時の自分に伝えたいことは、
後で怒り心頭になったこと!

知佳さん:
横浜市は県外の助産院で妊婦健診の補助チケットを使うには、
「使用よりも先に、
〇〇の助産院で利用しますっていう、契約が必要なんだよ」って
教えてあげたい。

病院なら契約なんて必要ないのに、
なんと助産院だと例外。
(横浜市内でも、助産院は契約が要るらしいです、、)

これは、使用してから分かったんです。
(よくよく見ると小さな字で説明はありましたけれども!)
横浜市の行政に、これおかしいですよねって
言いたいことのひとつです。

編集者より一言

知佳さんは、助産院でのお産を決め、バースプランを探している中で、
当サイトに行き当たったそうです!

生れる前から、お話しを記録に残したいということで、
連絡をいただいていました。
産後、時間もたったので、そろそろ・・ということで
インタビューをさせていただきましたが、

とにかく、とおるさんと知佳さんの連携がすごい!!
感心しきりな時間となりました。

印象的だったのが、とおるさんが
完璧主義がワンオペ育児を通して崩れた、
とおっしゃったこと。
実はわたしも妊娠出産育児を通して、
思い通りにならないことがあることや、
自分自身の思い込み(~であらねばならない)
が緩んだ経験があり、その時の感動がこのサイトを創る原動力になっているのですが、
真摯に向き合っていれば男女関係なくその変化は訪れるのですね。
これからどんどんこんな風に連携をとる夫婦が増えていったら素敵!

知佳さん、とおるさん、
お産留学のススメと合わせ、
素敵なお話をありがとうございました!

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