出産体験談№.36 一緒に成長させてくれたお産

助産院出産
この記事の見どころ

・正直、産むことをなやんだ4人目
・「産む」と、わたしが決めた
・4人産んで自分の人生が始められた
・目が見えないかもしれないと言われたお姉ちゃん
・必要なことは必要な時にやってくる

26歳初産(長男/子ども4人)
病院出産
29歳第2子(長女/子ども4人)
助産院出産 ※視野欠損あり
32歳第3子(次男/子どもは4人)
病院出産 ※吃音あり
35歳第4子(次女 /子どもは4人)
助産院出産
大阪府 やすよさん

赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?

4人目の妊娠で、最初に感じたこと。

まだ修行いるんかな・・。

これでも足りんのか・・。

池川明先生の胎内記憶に関する本を読んで、
子どもは親にプレゼントを運んでくれる
存在と感じていました。

2人目には、視野欠損がありました。
3人目には、吃音があった。

乗り越えなければいけない試練を経験した。

また子どもがやってきたということは・・
まだ愛情足らんのかな~って感じました。

3人産んでも、どこかで、
ちゃんと愛せているかな?と
思っていたので。。

それが・・4人目を産んだことで、
心の底から

子どもを産んでよかったな、
かわいいな、と

感じるようになりました。

正直悩んだ

経済的・精神的にもきついかな、
おろそうかなとも思っていたけれど・・

病院に行ってお腹のエコーを見たら、
涙が出てきて。

産むと決めた。

夫は一緒に病院に来てくれていて、
わたしが泣いてるのを見て、
「やっぱり頑張ろうと思った」
と教えてくれました。

親にも反対された。

けれど、産むと決めた。

上3人は成り行きに任せたところがあって、
産むかどうかの決断も、
自分でしたわけではなかった。

だけど、この子のことだけは、
自分で決めました。

お産のイメージは?

1番上は個人病院。

2番は助産院。

3番は病院。

4番は助産院でそれぞれ別の病院。

みんなそれぞれ違う病院で産んでいる。

それぞれのベストに合わせたら
そうなりました。

お産のリアル 1人目 「2度とここには来ない」

1人目 一番最初の個人病院は、
昔ながらの感じ。

昼に破水し入院。

まだ陣痛始まってないし、
朝まで産まれないだろうから
旦那さんは帰って」
と医師に言われ一人ぼっちに。

陣痛始まってもいつ呼べばいいのか
分からず、
ずっと一人で痛みに耐えていました。

朝、年配の助産師さんが
どこかで寝ていたのか、
背伸びして欠伸しながら
こちらに現れるのを見た瞬間、
もう絶対ここにはこない、と
決めていました。

お産のリアル 2人目 「産んでよかった」

2人目は保育園で
助産師のママ友に出会い、
そこで助産院という存在を知り、
そこで産みました。

お産の時間は長かった!
なかなか産まれないから、
提携先の病院で
子宮口を刺激してもらったり、
山の上の神社に散歩をしに行ったり。

夫と産んだイメージ。

最後はあおむけで、
夫に背中を支えてもらいました。

夫がちょっとでも動いたら
「動かんといて!!」
夫は後で足がしびれた・・と、
教えてくれました。

胎盤を見せてもらったり、
妊娠出産て奇跡で
大勢に支えられているんだなぁと

感じる時間でした。

助産院で、
こうしたいという想いがかなって、
本当によかった。

2人目のお産が良かったから、
3人目も産みたいと思えたのかも。

お産のリアル 3人目 「リラックスが大事」

3人目は
2人目に視野欠損があったので
2人目の子のために病院で産むと
決めました。

臍帯血から、
視野欠損に役立つような
IPS 細胞を取ることが

できるかもしれない。

将来、医療が発達したら
2人目に役立つ治療法が確立して、
そのとき、

臍帯血が役に立つかもしれないって
思ったんです。

お産は最初、
様子を見る助産師さんが
どんどん変わるので
落ち着かなくって気も張っていた。

だけど病院のパパママ学級で
話をしていた、
顔を知っている助産師さんが来た途端、
安心して、するんと生まれました。

ほっとして、力が抜けた。

リラックスするって大事。

お産のリアル 4人目 「タイミングばっちり」

4人目は、助産師のママ友が
助産院を開業したので
そこで産みました。

痛かった!

何をしても出てこない!

下の子に行けば行くほど
産むのが遅くなる・・。

体重も多くなる・・。

40週を超えても生まれなくて、
ずっと散歩をしたり、
階段を上り下りして
何とか早く産まれるようにしました。

1月3日、やっと陣痛が来た!
上の子達には構えないから
実家で預かってもらいました。

陣痛の感覚が10分を切るまでは、
助産院にいっても無駄、
と言われていたので、
陣痛アプリ
(痛みの感覚がどれくらいなのかわかるように測る)で
様子を見ていました。

やっと間隔が縮まったので
電話で確認して助産院へ。

が、その後6時間経っても
なかなか産まれず・・。

自分としてはすぐ産む気満々
だっだんだけど!

昼過ぎ、助産師さんが
息子の友達のママでもあったので、
「遊びにおいで」、
と誘うような感じで、

「生まれそうだよ、みにおいでよ」

と電話をしてくれました。

お陰で、
お産に子どもも立ち会えたし、
タイミングばっちりだったのかな。

へその緒はお兄ちゃんたちが切ってくれました。

産んだ後の気持ち

4人目、
生まれてすぐ抱っこして、
あぁかわいいなーって思った。

ムチムチやんなぁ。
赤黒いなぁ。

ちゃんと出てきてほんまによかったー。

仕草や行動が可愛い。
存在が可愛い。

これで生き物としての役割を全うしたな。

わたしたちの未来を
この子たちが作っていくんだなあ。

未来は明るいな、
そんな印象を持ちました。

当時のわたしにかける言葉

わたしも赤ちゃんもよく頑張ったよね。

よくやった。

愛情とか、自信なかったけど・・

私の中に愛情はちゃんとあって、
愛して、
育てているから大丈夫だよ。

4人産んで、
自分の人生が始められたね。

自分で決めることができたね。

これまでは人に言われることを
頑張ってきたけれど・・、

子どもを見て、自分を見て、
ゆったりやって行けば、
大丈夫だよ。

4人産んで良かったな。

視野欠損のこと

9ヶ月頃、心雑音があると言われ、
定期観察することに。

1歳の時、目やにをきっかけに
近所の眼科を受診すると
大型病院を紹介された。そこで、

「目が見えないかもしれない」
と言われました。

そこからずっと定期観察していて、
今は日常生活には支障がないです。

寄り目になる人が多いなか、
今のところ大丈夫。

うまいことできてる‥と思うのは、
この子の運動神経がすごくいいこと。

盲学校に行くことも検討しましたが、
盲学校の見学をした際、
子どもの様子を見ていた先生から、
「必要ないですよ」と言っていただきました。

少しは見えているようだし、
身体の動きがいいから
カバーできているとのことでした。

今、子どもは新体操を
バリバリやっています。

今の医学では治せない、
と言われているけれど、
何かできることがあるはず。

そうやって必死になって
調べているうちに、
池川先生の胎内記憶に
たどり着きました。

必要があって、
生まれてきたんだね。

わたしにとって
必要なことだったんだな。

こんな風に産んでごめんね、
という気持ちを変えられるように・・、

わたしの気持ちを、
前向きに、
肯定できるようになりました。

3番目にも吃音があったけど、
話をゆっくり聞いてくれる先生に出会えた。

必要なことは
必要なタイミングで

やってくるんだな、って
感じています。

お産に立ち会ったお兄ちゃんの感想

長男が学校の作文で、
4人目が生まれた日のことを書きました。

「赤ちゃんが出てきた時は、
ちょっと青みがかっていたのが、
だんだん青から赤ちゃんに変わっていったよ」
と書いてありました。

ちゃんと観察してたんだな、
よく見てる。

今もお兄ちゃんが
一番可愛がってくれています。

きっと産まれるところを
見れたからなのかな。

上の子が下の子を
かわいがっている姿を見ると、
私の中の愛情が

子どもたちに
ちゃんと伝わっているようで、嬉しい。

子どもがくれたギフト

1人目は
わたしをお母さんに
してくれました。

2人目は
悪いこともいいように
捉えられるように
教えてくれました。

3人目は
何でも肯定して
楽しく生きようと
考えられるようにしてくれました。

4人目は
愛を教えてくれた存在です。

やすよさんてこんな方

やすよ@ごきげんママの作り方@@yasuyo_gokigen
【ママはおうちの太陽だ】4人の子育て中ワーママ
|うち2人は吃音と視野欠損あり|
子供のために自分が我慢すればいい→自分の心を大切にし言葉・行動にすることが
家族全員ごきげんになる秘訣|
フォローすると子供との優しい付き合い方が分かります|
子供と過ごす時間をもっと増やしたい|
ママも挑戦できる




編集者より一言

やすよさんとはTwitterを通して知り合いました。
自分のことを話すのは苦手だけれど、子どものことなら話せるかもしれない、お産の振り返りをしてみたいとのことでした。
わたしも胎内記憶や
赤ちゃんは使命をもって生まれるというのを信じているので、
大いに盛り上がりました。
4人産まれてくるのは、
まだ、修行が足りないのか、
というのもすごくよくわかって(笑)
でもきっと、子どもが多く産まれてくるというのは
それだけたくさんのギフトを
もらうということ。
そして、やすよさんもは子どもからのギフトを受けて取ってらっしゃるので、きっとそれだけでもう、こどもたちは幸せのはず。
やすよさん、
貴重なお話を聞かせていただき、
ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました