・なんといってもオーガズミックバース!その心持は?
・読めばお産が楽しみになります。(産んだ人はまた産みたくなるかも)
・心配していた息子が胎内記憶を話した。きっかけはわたしが〇〇〇と思ったから。
31歳第1子(長男/子ども3人)
33歳第2子(次男/子ども3人)
35歳第3子 (長女/子ども3人)
病院出産 神奈川県 柏木法子さん(中学校教員)
赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?
1人目、待ちに待っていた!!
1年10ヵ月の妊活の末、妊娠。
涙が出るほど嬉しかった。
2人目、同じようにとても嬉しかった。
3人目、職場に復帰して3か月後の妊娠。少し悩んだけど、
上2人と同じようにとても嬉しかった。
妊娠しているわたしにしかできない教育をしたい、と
勤務校で東西奔走してバースカフェを主宰している映太さんの
講演会を行いました。
結果、大好評。
生徒たちの目の色が変わるのがわかる時間でした。
その後、
生徒に何人も何人にも、
「講演会をやってくれてありがとう」と言われました。
映太さんには、
「妊娠のタイミングは
全て赤ちゃんにプロデュースされているからね」
といわれて納得しました。
Birth cafe バースカフェ
吉村医院元婦長の岡野眞規代さんや、みんなの家代表の木村里恵さん・伝動詩人えいたこと瀬川映太さんらが2010年からプログラムを立ち上げ全国各地で開催。国内にとど まらず世界15カ国にバースカフェ認定ガイドを170人排出している。(2020年)
内容は誕生と命の大切さや、生まれること生まれる前のこと、命そのものの奇跡の話。映像で感じ、実際の体験談をシェアする。また、参加者同士が感じたことをシェアする時間もある。分かち合いの場をプログラム化している。
お産のイメージ
姉の影響が大きいです。
姉はドゥーラ※で、
2人目をVBAC( ブイバック=帝王切開後の経腟分娩)で
産みました。
ちょうどわたしが大学生で夏休みの時。
生まれた赤ちゃんとガラス越しの面会、
と思いきや母子同室。
直接触っていい、
抱っこしていい
というのが衝撃でした。
その時、姉から聞いたのが
1人目からこの病院だったなら、
帝王切開にはならなかったと思う、
という話。
そうか、
病院によって生まれ方ってかわるんだ、
病院を選んでみよう、って思いました。
ちなみに、姉は、
現在はVBACを誇りにYORISOIハウスを運営しています。
ドゥーラ
産前産後の母親に寄り添い、支える人。家事も育児も、心配ごとも、まるごと相談できる心強いサポーター。日本では一般社団法人ドゥーラ協会が産後ドゥーラ養成講座を開講しています。代表理事は松が丘助産院長の宋祥子さん。
お産のリアル第1子 まさに快感出産
気持ちの良いお産でした。まさに快感出産。
わたしは5人兄弟で
姉達のそれぞれの命がけの出産を見聞きしてきました。
わたしの場合、
痛みの先に喜びしかない、というイメージトレーニングが
よかったのかな?
赤ちゃんに会えれば
全部喜びに変わるんだから、楽しもうって
決めていました。
お産は、アクティブバース!
フリースタイル出産ができるところを選び、
畳の上で産みました。
陣痛がついた時、病院に行くも、
2回、帰されたんですね。
看護師さんに
「陣痛ってこんなレベルじゃないのよ、
あなたはまだ話せるから!
こんなに余裕があるなら大丈夫」と言われ、、
感覚が分からなくなってしまいました。
もっと痛くなるのかな?って
様子をうかがっていたら、自宅で破水。
3度目に病院に着いた時にはもう、
頭が見えている状態。
陣痛の波が引くときに、
全身リンパマッサージしているような
快感が何度も何度も押し寄せてきました。
結果、30分のスピード出産。
思えば家で
リラックスできたのがよかったのかな?
お産の時の様子をビデオに撮って、
感動している姿を子どもたちに見せようとしていたのに・・
「もう終わり?え、もう終わり?」
「もう2、3発いけるんだけど…」
というコメントが残っています(笑)
振り返れば
陣痛はそういえば痛みもあったわーくらい(笑)
痛みよりも
フェスが始まる高揚感、
盛り上がってこうぜーーー!
はいはい来てるよーーー!
楽しんでこうよ!!
みたいなテンションになっていて(笑)
そちらの方が強く印象に残っています。
・・本当は感動の場面を子ども達へ伝えたかったんだけどな(笑)
当時、わたしの周りに
快感出産という人がいなくて、
「あれはなんだったんだろう?」
と、とことん調べまくって・・
「オーガズミックバース」という映画※に
突き当たりました。
わたしが体験したことは
これだったんだ!!
ちょうど卒業した自分の教え子が妊娠したり
ママ友の妊娠ラッシュが来ていて。
気持ちのいいお産があることを知ってほしくて
映画上映会を開催しました。
※映画オーガズミックバースについてはこちら↓
お産のリアル第2子 臨月、お腹の声が聞こえた
2人目の出産は、母も姉も、姉の子どもの姪っ子も立ち会ってのお産。
1人目を産んだ病院の産科がなくなってしまい、
別の同じ系列の病院を見学した際、
助産師さんがとても素敵な方で、そこに決めました。
でも、その方とは別の助産師さんとの
出産直前の面談のこと。
言葉や態度がきつい人で。
たまらず面談の最中に泣いてしまいました。
「あの人に取り上げられるのだけは嫌」と、
病院を変えようとしましたが、
まもなく出産というタイミング、
転院の受けれ入れは厳しく、変えられず。
どうしよう、どうしようと、
悩んでいるうちに、ある日、お腹から
「大丈夫」って聞こえてきました。
わー!!ついに
なんか聞こえるようになってきた!!
臨月ってやばいなぁっていうのが当時の感想(笑)
でも、もう聞こえたんだから
信じるしかない、ってなって
諦めて陣痛を迎えて病院へ行ったら・・!
一番最初に会った、素敵だと思った助産師さんが
ナースステーションに!
彼女に立ち会ってもらえることになったんですね。
病院の見学以来、
この助産師さんの姿を見ていませんでした。
事情があって
お産を見るシフトに入っていなかったのが、
たまたま半年ぶりに
シフトに入ったタイミングだったそう・・!!
本当に大丈夫だった!!
その方に気持ちを話したところ、
嫌だと感じた助産師さんは
一切かかわらないようにしてくれました。
胎内記憶を学んでから、
あれは頭がおかしくなったわけじゃないって
理解できました(笑)
このお産は、母も姉も、
姉の子どもの姪っ子も立ち会ってのお産でした。
当時14歳の姪っ子の夢は
助産師。
「じゃあ、産むところをみてみる?」と
声をかけたところ、
「みたい!」となり、
姪っ子も立ち会うことに。
お産が終わった後の、
「みせてくれてありがとう」と
言った、その目がすごく真剣で。
みせて良かったなーって思いました。
その時も、わたしにとっては
快感出産!
(助産師さんもこの方なら、と思える方だったから
リラックスしたのかな)
だけど立ち合った姉は
痛そうって思ったみたいだけど!
お産のリアル第3子 またイッた!
もう産むのが楽しみで仕方ない!!。
今度は助産院。
助産院に着いた時は、
もう畳で出産でいいや、と思ったら、
ベテランの助産院長に
「希望は水中出産でしょ、水中に入んなさい」と言われ、
用意してあったお風呂に入った瞬間・・!
完全に快感。
お腹の中の子とオーガズム状態!
「なんて気持ち良さそうな顔してるんだろう」って
助産師さんにゲラゲラ笑われ、
わたしもゲラゲラ笑いながらのお産でした。
気持ちいい~~
このまま陣痛、何時間でも行けるっ!!
そうやってずっと浸かっていられるかと思いきや・・
助産師院長に
「気持ちいいからか、下がってきたのが上がってきちゃったね」
「はーい、アクティブに行くよ~」と
声をかけられ、
お風呂を出ることに。
出た瞬間、
立ってられないくらいの重力と陣痛!
そこから15分で出産。
お産は早かったけれど、
会陰が避けてしまい、
縫合することに。
産後は、泣くほど会陰が痛くて・・。
出産より痛かった・・。
糸を抜く時にはすごく腫れてる箇所があって、
その腫れてる場所を切った時に
ものすごく痛かった!
だけど、切った瞬間に
すごく楽になったことを、
今でも覚えています。
子どもの話す胎内記憶
子ども2人とも「パパとママを選んで生まれてきたんだよ」
と話しました。
長女が2歳のころ。
「するするっ、
どーんってお腹の中に入ったんだよ」
「お腹の中がピンク色だったよ。」
「弟に、『わたしが先に行くから後から来てね』って
話していたよ。」
と話してくれました。
2人目の長男は、
ある日突然、涙を流して、
「パパとママを選んで生まれてきたんだ」と
話しだしました。
ちょうど、池川明先生から
胎内記憶を学んだすぐ直後。
わたしの受け止める覚悟が
できたことが、
分かったんだと思う。
当時わたしは、
この子のことを心配していました。
すぐどっか行っちゃう!
でも、池川先生の講座を通して、
この子は大丈夫、
どんな状態でも、
この子を信じよう、
そんな気持ちになった矢先の出来事でした。
家族が支えてくれた
安産は夫のお陰。
夫は妊娠中からずっと寄り添ってくれる人でした。
それが本当にありがたかった。
あとで姉が夫に
「〇〇さん(夫)が寄り添ってくれたおかげで妹は
安産だったんだと思いますと」言っていたそうです。
本当に妊婦のサポートが徹底していました。
子どもができたことが
本当に嬉しかったからだったのかな。
妊娠する前に
わたしの実父がなくなってしまいました。
長女はお父さんの告別式のちょうど
一年後に生まれました。
生まれ変わりかもしれないと思っています。
だから安産だったのかな?
痛がりのわたしがこんなに安産だったのは、
父のサポートがあったからだと思うんです。
うちの父は痛みに強い人だったので。
当時の自分にかける言葉
よくやったね~!!
1人目、気持ちの良い体験だったね。
周りへの感謝を忘れないようにしようね。
2人目、よく頑張ったね。
お産を見せることができてよかったね。
3人目、どんどんこだわりがましたお産だった!
助産院で産めてよかったね。
おむつなし育児には母性開花が仕組まれている
2人目が生後3ヶ月の時
1人目からやっていた
おむつなし育児※のアドバイザーになりました。
これも子育てが楽になる
大きなきっかけでした。
おむつなし育児のすごいところは
母性の開花が仕組まれていること。
子どもの泣き声でおしっこ、って
実践を通して
わかるようになるんですね。
これって思春期や、子どもが困っているときに気づける、
繋がれる、
そのベースをもらっていると思うんです。
第六感が働くような種をもらった。
たくさんの本を読んできたけれど
そこに答えはなかった。
おむつなしは
比較もない。
実践を通して
うちの子の膀胱は
わたしが一番理解してる、って
思える(笑)。
この経験はわが家の
大事なお守りになりました。
おむつなし育児
赤ちゃんの排泄欲求に気づいて
おむつに頼らずに
排泄習慣をつけていく育児法。
おむつなし育児についてまとめた記事はこちら!
編集者より一言
法子さんとは文中にも出てくる
バースカフェのスタッフとして
関わっているときに
出会いました。
とにかく、お産のお話をされている法子さんの
エネルギッシュなこと・・!!
中学校の教員でもらっしゃるので、
生徒さんにも授業の傍ら、
「お産、めっちゃ気持ちいいから!」
と、伝えているそうです(笑)
最高の先生!!
お産が気持ちがいいなんて聞いたこと無いって
生徒さんは反応するそうですが、
こうやってポジティブな経験を語る人が増えたらきっともっともっと
お産に対するイメージって変わっていくのではないでしょうか。
法子さん、素敵なお話を聞かせていただき
ありがとうございました。
コメント