・バツイチと不安な出産環境を経験したからわかる、出産時の環境の大切さ。
・子どもは、親を見ている。
・愛おしいが溢れるお産!
23歳第1子(長女/子ども2人)病院出産
29歳第2子(次女/子ども2人)
徳島県 三浦文さん(自宅サロン経営)
文さんは徳島での「100人のお産」展の開催をする
子育てまるっとマルシェ実行委員会
会長でらっしゃいます!
今回お話を聴かせていただくことになった、
その背景をまず聴かせてもらいました。
バツイチです。
母と当時の夫の関係が良くなくって、
その時に感じたことは
出産の時はもちろん、
それまでの周りの環境が
本当に大切ってこと。
生まれた瞬間から
そういうスタートで、
命の誕生はとてもとても嬉しく、
喜んでいた反面
これからどうなるんだろう、、
という不安もあった出産でした。
お母さんのモチベーションによって
お産の時の体調や、
気持ちが変わってくるんだな、
ということを感じました。
再婚して2人目の子は今の夫の子。
全然違う暖かさに包まれての出産でした。
どちらも大切な記憶です。
今、出生前心理学を学んでいますが、
妊娠前後、出産、産後の約3年間のお母さんの心理状態が
とても大切で、その時の心理状態は
子どもの成長に大きくかかわってくる、と言われています。
本当に大切な視点です。
もしかすると、これから産み、
育てる方のなかには、
幸せいっぱいっていう瞬間じゃない方も
いるかもしれない、、
経験したからこそ言えること、
あるのかなと思っています。
100人のお産では、
お母さんたちが
これからの女性のため、
同じ想いをされている方の為に、
と、沢山想いと経験を
共有してくださっています。
幸せなことなのに、
不安。
そういう環境の人が減っていけばいいな。
経験のシェア、本当にありがとうございます!
早速お話を聴かせてください!
赤ちゃんが出来た!その時の気持ちは?
もう一人ここに命があるんじゃ!!
若い時から子どもが欲しい願望が強かったんです。
小さい子は苦手だったけど
妊娠がわかって
とっても嬉しかったです。
自分の子どもなら愛せるって
自信がありました。
子どもを産んでから
子どもへの目線が変わることも体感しました。
お産のイメージ
徳島生まれ、徳島育ち!
病院を選ぶという選択肢はないんですよね。
出産に対して怖いというイメージは
ありませんでした。
元気に産まれておいで、
という願いでいっぱい!
毎日声をかけていました。
体験した人たちから、
「会陰を切るんだよ」って聞いても
恐怖はなく、
嬉しいが勝っていたんですよね。
お母さんから出産が大変、
という話は聴いたことがなくて、
子育て大変の方が多かったかな?
「子どもが大好き!」っていつも言っていました。
わたし、「可愛い」ってたくさん言われて
育ったんです。
めちゃめちゃ喧嘩もするけれど・・
気持ちの伝え方って大事ですね。
自分が親になってわかることがいっぱいです。
出産してみて、
愛情って大事って思っています。
お産のリアル1人目
出産は生理痛のきついバージョン!
1人目の時は助産師さんにたくさん助けられました。
自分のメンタルが弱っている時で
当時の夫と母との立ち会い出産を希望していたんだけれども、
元夫が母が入るのを拒否したんですよね。。
メンタル的にきつかったですね。
そこを、ほんまにあったかい助産師さんと、
先生が支えてくれて、
お陰ですんなりと赤ちゃんが
産まれてきてくれました。
陣痛促進剤もなく、
本当に自然に、
本当にリラックスして出産に挑めたんです。
会陰切開が1番恐怖だったんですけど
痛みも感じずにいつのまにかって感じに
生まれてきてくれました。
子どもの性格が違うように
お産も全然違うんだな、
ということを感じました。
お産のリアル2人目
夫のサポートや、
先生が頭を撫でてくれたり、
温かい空間と環境の中で
出産ができました。
とはいえ、2人目の時は体力がなくて、
陣痛促進剤を使ったんです。
陣痛の時下がったって思ったら、
また戻ったりして!
酸素吸入する場面もありました。
でも、自分の中から生まれてきた命が、
本当にかわいくて、愛おしくて。
写真は初めて
抱っこさせてくれた時。
本当にあたたかかった!!
夫が撮ってくれた何気ない一枚です。
とりあえず可愛い!!
疲れたというよりも、
促進剤でしんどかったんですよね。
でも、生まれた瞬間からここまで可愛いんだなって
ずっと眺めていた時の写真です。
鳴き声も愛おしくって
横にベッドがあって
まだ体も洗ってないんですけど
早く抱きたいっ!!
ただただそのこと思っていました。
このお産に関しては
へその緒を切って落ち着いてから
抱っこさせてくれる病院でした。
とにかく、
綺麗になる前でもいいけん!!
はよ抱かせてっ!!て思ってました。
この写真をみるたび、
夫はこんな 目線で撮ってくれてたんだな、
って感じて、それだけでもうあったかい気持ちになります。
産後の気持ち
どちらも変わらず愛おしいしかなかった!!
やっと産まれてきてくれた、
やっと会えた。
完全母乳をしようって決めてました。
それは、スキンシップを取りたかったから。
わたしがずっとひっついていたかったんです。
1人目は母乳が出なくても、
母乳を飲ませたいって相談して
マッサージをしてもらって
出せるようになりました。
絶対母乳で、っておもったのは
お母さんの中からできるものを
直接与えたいって思ったから!
おじいちゃんおばあちゃんを
見てると元気じゃないですか、
それって、免疫なのかなぁって。
やっぱり出るんだったらいいものあげたいって
思ってるんです。
当時の自分にかける言葉
出産に関しては、
「ほんまに頑張ったね。」
自分を褒める言葉が合うかな!
後は、1人で抱え込み、自分だけでやってしまうことも
あるので、、
もっと周りに頼っていいんだよ、っていいたい。
今は頼りまくってます!
性格的に結構変わったんです!
元々は人が嫌い(笑)
だったら自分でやるっていう感じで、
ツンツンしていて、
自分勝手で生きていたんだと思います。
頼るのをわかって、
考え方が変わって、
支えあってやっていかないかん!
ってなりました。
変ったきっかけは、
環境!
色んな方と出会えて、
色んな方とつながって、
今は、とことんお話を聞いてくれたり、
察してくれたりする仲間が
周りにいます。
人生の転機
このままは嫌。そう思う環境から
飛び出たことにあると思います!
子どもはずっとお母さんを見ているんですよね。
わたし自身、早くからお父さんがいなくて、
結構複雑な家庭環境で、、
実の父親が DV をしていました。
お母さんが毎日涙を流しているのを見ていました。
お母さんを守る!それがわたしの大使命。
そんなわけで思春期も大変で、
そして子育ても出産も、
お母さんの二の舞になっちゃった!
その時は苦しかったんですけど、
自分の経験値がプラスになるかマイナスになるのか
それはその人次第、なんですよね。
子どもの考える力って
すごいなーって思います。
例えばお姉ちゃんは
わたしが泣いていると
1歳ながらティッシュを渡してくれるような子だったんですよね。
自宅のサロンを開いたのは、
子どもをすぐそばで見られるようにって
思ったから。
それはわたし自身が鍵っ子になる時もあったから。
小さいながら寂しい思いをしていました。
おじいちゃん、おばあちゃんもいたんですけど、
「なんでこんなに帰ってくるのが遅いの」って思ってました。
そんな経験があわさって、
自宅で、
自分の本当に好きなことをやることに。
そのきっかけをくれたのは子ども。
子どもは他にもたくさんのことを
くれました。
お母さんも、
子どもにたくさん学ばせてもらってる、
気づかせてくれているなって
思っています。
長女が初めて次女を抱っこした時の写真。
これだけはいいたい!
お産に対して ビビりすぎてる子が多すぎる!!
それだけじゃないよ、
幸せな事が何倍も何倍もあるんだよ。
大変だけど、楽しい。
出産と子育て、全力で楽しみませんか。
文さん、ありがとうございました!!
徳島県でのお産の話、こちらもぜひご覧ください!!
徳島でのお産環境を、望んだようにできるようにしていきたい、
熱い思いを持っている方が沢山いらっしゃいます!!
西日本で初開催となる、
100人のお産展の詳細は、こちらから!
編集者より一言
冒頭でも触れたように、
100人のお産プロジェクトでは、
お母さんが、お母さんたちへ。
女性たちが次の女性たちや同じ思いをしている方へ伝えたい、
とメッセージを頂くことが本当に多い。
そして、
展覧会を開催すると、
「似た体験をしたんです」、
とおっしゃったり、
「わたしだけじゃなかった」、
と涙される方が多い。
この思いやりと、循環。
すごいなぁ素敵だなあ、
女性たちはつながっているんだな、って心底思います。
徳島県での100人のお産写真展、
西日本での初開催になります!
是非、沢山の方にご覧いただければと思います。
必要としている方に届きますように!
文さん、素敵なシェアをありがとうございました!
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