「わたしたちは胎児のときにお腹の中で命の設計図ブループリントを描く。」
とある本で読んだ心の震えからこんな絵が生まれました。
・・・
小林煌さん2022年カレンダー1月の木版画作品「Blue print」2021 310×270mmより
*とある本とは・・『アカシックレコードと龍』ジュネ・風雲社
あやぱん
SNSにアップされた一枚の版画に、
すっかり魅了され、
熱烈ラブコールを送り、
HPのイメージ画像にさせていただけることに・・（感激）
今日はこの美しい版画の背景と、
作家の小林煌（こばやしこう）さんをご紹介いたします。
小林煌（こばやしこう）です。
山梨県八ヶ岳の麓に住む木版画家・絵かきです。
二人の女の子の
お母さんでもあり、
歌うこと、踊ること、響きあうことが大好きです。
「Blue print」作品に描かれているもの
赤ちゃんの他にも、
龍や、イルカ、鳥、水晶やミトコンドリア！！たくさん描き込まれていて見飽きません。
煌さん、この作品に描かれてるものについて、聞かせてください！
赤ちゃんの額の中心にあるのは、第三の目。
描きたくなったので描きました。
松ぼっくりのようなものは松果体です。
辻真理子さんの本が好きで、
よく読んでいるので、本の中から出てくるキーワードも散りばめられています。
植物も多いのですが何か意味があるんでしょうか。
四つ葉のクローバーは二つのメビウスが交わっていて、
過去・未来を結ぶ、「今」という瞬間ゼロポイントに心をいつもおけるようになっています。
コスモスは３６０度をきれいに８等分した花びらで安定・調和を表現しています。 薔薇の花びらは１３７度で螺旋状に巻いて、安定・調和を超えて更なる進化を表現しています。
身近にある植物たちは香りや角度や形、色、存在を通していつも私たちに気づきの扉を開いてくれている。。
自然界はいつも私たちを今ここにあるようにと、
教えてくれているんですよね。
ここに描かれた太古からの植物シダ、巻貝、クジラや、小さな光の粒一粒一粒にも、わたしの認識を遥かに超えた叡智が一人一人に届くように祈りを込めて彫っています。
作品の背景
煌さんの作品はとても神秘的かと思えば、
家族の日常の様子や
動物の作品だったり。
作品に込めた思いや、描くもののテーマはありますか？
特に決まったテーマがあるわけではなくて、
いつも描きたいものを描いています。
例えば虹が出たら、
綺麗な虹を描く。
自分が出会った虹の感動を
伝えています。
絵は自分の子どもと思っています。
絵はどこからかやってくる。
わたしを通して生まれた絵が
みんなの命に繋がったらなって思っています。
みんな、真ん中で繋がっているのでね。
自分がずっと世界平和のこと、
みんなが幸せになることを祈ってきました。
とはいえ、絵を見た方に
それを見てどうこうなってほしい、
というのは、特になく。
その人、その人が
何を映すのかな。
その人、その人の感じる、
そのそれぞれを、
大切にしたいと思っています。
絵に見るものは、
その人自身。
例えば、
わたしの絵を見て、
すごい愛を感じます、という方。
この方にはすごい愛があるんだなって思います。
最近、それを、
わたしが描いているいるんだって、
実感してきたところです。
煌さんの活動はこちらから
煌さんの制作活動の様子は、インスタ、facebookなどで知ることが出来ます。
また、煌さんの作品は、こちらから購入することが出来ます。
公式ホームページ→いろおとひかり
煌さんの版画の作品は、
とても力強く、
生きる歓びにあふれています。
版画のはがきが見られるページでは、
お母さん・お父さんと産まれたばかりの
赤ちゃん。
あたたかい、あたたかい眼差しの両親と
子ども。
命を謳歌する様々な生き物たち。
悲しむ女性を、後ろから抱きしめる天使の作品など。
写真はすべて、いろおとひかりHPより。
天使の作品は
まるで流産や死産、
子を無くしてしまった親の悲しみと
そんな親を見守る子どものように感じて、
観た瞬間に涙が出ました。
今回、HPのイメージとしてトップに使わせていただく
「Ｂｌｕｅ ｐｒｉｎｔ」は、
定番カレンダーでは1月に。
大判カレンダーでは、12月で見ることが出来ます。
また、カレンダーの裏面には、
作品の制作秘話・こよみ説明なども書かれているので、
飾りごたえ、見ごたえたっぷりです！！
カレンダーはいろおとひかりHPより購入できます。
HP改修！公開!!
煌さんの「Ｂlue print」を、
トップにもってきてうれしいです。
HPは、これから徐々に見やすいものへと変更予定です！
胎児の絵も、お産の絵も、全ての命が「母から生まれた」
という同じ一つの根っこを
持つことをいつも思って祈って
届けています。
子どもを授からなかった人も、
いろんな思いを抱えている人にも、同じ一つの真ん中で響き愛えたなら嬉しいです。
「Ｂlue print」の赤ちゃん（命名：エルちゃん）
が、きっと、
お母さんたちやお母さんから生まれたすべての子どもたちの
命の目的に気が付くきっかけとなるように思います。
そんな作品をHPイメージ画像として使わせていただけることが、
本当にありがたく、嬉しいです。
煌さん、
今日はお話しを聞かせていただき、有難うございました！！
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