2022年11月28日~12月5日の
1週間、
秦野市立東中学校にて
性教育の一環として展示をさせていただきました!
こちらでは、その開催経緯や、
子どもたちの反応をまとめました!
中学校で展示をしてみたい!と
考えるお母さんや、
先生方へ向けて
何かのご参考になれば、
と思います。
開催経緯「中学校で展示をしてみたら?」
始まりは、100人のお産プロジェクトに参加している、
きないきょうこさんからもらった一言
「中学校で展示をしてみたら?」
から!
小学生には早すぎる、
高校生は、そんな話につんつんしている、
一番すんなり聞いてくれて、
興味関心のある年ごろって・・中学生じゃない?!
歓迎されて生まれてきた自分を知る。
自分は大事な子。
これが入ったら、
周りの友達も先生も
誰かの大切な子、
って感じるんじゃないかな。
それって、
社会の平和につながるよね?!
100人のお産プロジェクトは
お母さんを元気づけたい、
から始まっているけれど、
命の大切さや、
性教育、
お産の選択肢を考えること・・
いろんな可能性がある!
中学校での展示、、ありだ!!
最初は、ここから始まり、
100人のお産プロジェクトに
参加してくれている中学校の先生に、
相談してみました。
すると、、
面白そう!
快いお返事!
そこから、先生の方は
学校内調整、
まわりの先生方への説得含め、
いろいろと大変なことも
多かったと思いますが、
実現に向けて動き出しました!
開催内容(設営から撤去、関連イベント)
日時 2022年11月27日(月)~12月5日(月) | |||||||
場所 中学校内2階ピロティ | |||||||
設営 27日の11時半から14時半 お昼休み中に主宰さとうあや、先生2名、生徒30名設営 | |||||||
撤去 5日の12時から13時 撤去は、プロジェクトメンバー2人で対応。 校内放送 展示意図や、中学生へのメッセージを5分程度インタビュー形式で、お昼休みに放送 |
設営作業も共同で
設営は、先生の声掛けのもと、
30名の生徒たちが設営を手伝ってくれました。
【生徒がかかわった具体的な作業】
・展覧会タイトルを習字で作成
・命の誕生体験段ボール迷路の段ボールを組み立て
・貼る場所や貼る際の注意点を説明。
→1人、1~3枚程度を掲示してもらう。
→掲示箇所は、貼る場所に線が引かれていた為、「この線に合わせてね」というだけで、
綺麗に貼ることが出来ました。
※20名程度が掲示作業組でした。
約90点写真パネルを持って行き、60枚程度、お休みの30分で展示できました。
関連イベント
・性教育絵本の読み聞かせ
・助産師による命の教育
・Birth Cafe 主催えいた&DAIの『命の教育講演会』
関連イベントとコラボ
Birth Cafe 主催 えいた&DAIの『命の教育講演会』の時は、
・親も子どもたちが見ている写真展、講演会を体感するため参加OKに。
・ご来校された保護者の方にご覧いただけるように保護者用に展示スペースを設けました。
・ご覧いただいた保護者の方に、どんな想いで開催するのか、その想いを伝える紙を渡しました。
生徒たちの反応
全校生徒にアンケートをとっていただきました。
今回は授業などで強制的に見せる等の手段はとらず、観たいときに観たいタイミングで
子ども達が観られるようにしました。
もちろん、アンケートの中には
「みてない」、
という子も。
それはそれぞれのタイミングでよく、
受け取ってくれた子が数人でもいてくれたら
充分。
それに、この内容は数年後に花開くだろう、
と思いながらやっています。
『お産の在り方を考える』『わたしは愛されている存在』『お産は痛い、怖いだけじゃない』
そんなことを、いつか必要な時に想い出せますように。
スケジュール
2021年11月
きょうこさん、中学校展示の案を、主宰に呟く
2021年11月
法子先生に相談。「学校の先生と話してみます!」という
2022年5月
「今年やりましょう」、と法子先生から連絡をもらう
2022年7月
第1回ミーティング(メンバー顔合わせ/自己紹介/やる目的の確認)
2022年9月
第2回ミーティング(アンケート内容について)
2022年10月
えいたさんと、法子先生、さとうあやでミーティング
第3回ミーティング(当日の流れの確認/事後アンケート内容検討)
2022年11月
当日
アンケ―ト結果
展覧会前(185名)、展覧会後(200名)、と、
生徒たちへアンケートを取りました。
(人数の変動はアンケートを取った日のお休みなどの関係)
これはお産についてどれくらい想像できるかを事前に聞き、
展覧会後にも聞いたものです。
回答は1・2・3・4・5の5段階で回答してもらいました。
展覧会前は、1と2(あまり想像できない)の合計が33%、
3・4・5(比較的想像できる)が、67%。
展覧会後は展覧会前は、1と2(あまり想像できない)の合計が21%、
3・4・5(比較的想像できる)が、79%。
遠い話ではなくいつか自分自身も体験するときのことを
具体的に想像できるようなった生徒が増えたと言えます。
104に具体的にみてとれる展覧会開催前と後の変化として
ポジティブな変化で
「嬉しい」が74人から124人に増え、約1.7倍、
「楽しみ」が41人から62人に増え、
「大変」が117人から62人に減り、
出産が快感だった、という方の写真を見たことで、
「快感」と答えた方が9人から20人に増えました。
一方、
事前で「痛い」が139人、「苦しい」が104人で、
事後で「痛い」が156人、「苦しい」が121人と
増えましたが、単純にアンケートの回答人数が増えていること、
また、具体的に想像できたことで、
絵空事ではなくリアルに想像出来た結果、ともいえるかと思います。
事前では「考えたことがない」39人から16人と大幅に減り、
これもリアルに感じることが出来た結果の回答と思われます。
少しでも、自分なり、身近な誰かが体験することを
想像することで、
より自身の身体のことに興味をもち、
自分の身体も相手の身体も大切にするきっかけになったら、
嬉しく思います。
まとめ
今回、このプロジェクトはメンバーを組んで開催しました。
それぞれの得意分野や、親の立場として
アンケートや展示の内容についていろいろと話せたこと、
本当にありがとうございました!!
また、中学校のリアルな現場を知ることが出来ました。
今、頑張っているお母さんたちに届けることも大切ですが、
これからを担う世代に、少しでもポジティブな情報と、
選択肢があることを知ってもらうきっかけになればと思います。
今後は、女性の身体は妊娠しやすい時期があることなども含めて
伝えていくことも検討しつつ、
若い世代に届けていくことを続けていきます!
興味を持たれた方いらしたら、
是非お問い合わせよりご連絡くださいませ!
以下、展覧会を開催するにあたり、
一緒にミーティングをしたり、
どんなメッセージを伝えるか、
アンケートの内容など、一緒にも見込んでくれたメンバーのそれぞれのお産体験です♪
お腹のなかと、お空の上の
胎内記憶がバリバリある娘ちゃんと参加してくれた、
まみちゃんのお産の話→
性教育をPTAの皆さんに伝えたり、
各家庭にカスタムしながら伝えている、ここかなちゃんのお産の話→
性教育として
中学生に伝えるのが一番適切な時期なんじゃない?!と提案してくれた
きないきょうこさんのお産の話→
中学校での展示並びに性教育をめちゃくちゃ深い愛で
形にしてくれた、法子先生のお産の話をこちら→
皆さま、
本当にありがとうございます!
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